はじめに
今回は「資産運用をしてみてわかるお金の価値」についてまとめていきます。
以前に「資産運用をしてわかる節約の重要性」というテーマでまとめました↓

資産運用で得た1万円も節約で得た1万円も同じ1万円であるということについてまとめています。
「資産運用をしてみてわかるお金の価値」については、
お金の価値を図る指標のひとつとしての考え方となります。
指標①時間単価での考え方
一般的な指標はこの時間単価の考え方ではないでしょうか?
例えば、学生時代を思い出してみてください。
1万円のものを買おうとしたとき、時給1,000円のアルバイトをしていたら、10時間働いた分として考えますよね?
会社員であれば、1万円の物を買おうとしたとき、月収の手取りが20万円であれば、出勤日数が月20日程度なので1日働いた分として考えると思います。

これがごく一般的な考え方で、日本人の多くが何か物を買うときの指標として当てはめているのではないでしょうか?
しかしこれは、あくまで労働による収入の話です。
指標②金融資産運用での考え方
では、金融資産運用でのお金の価値の考え方とは一体どういうことなのか?
投資の世界
まずは、投資についてです。
一般的に株式の投資信託では、長期的にみて平均して6%程度の年間運用益が相場だと言われています。
100万円の投資信託からは1年間で6万円の運用益が出て、106万円になるといったイメージです。
この6万円は、100万円を年利6%の金融資産に投資して1年間運用した価値がある。ということになります。
先ほどの時間単価でのたとえに合わせてみると、
1万円の物を買おうとしたとき、約17万円を年利6%の金融資産に投資して1年間運用した価値がある。ということになります。
4%ルール
また、投資の世界には、「4%ルール」という考え方があります。
リベラルアーツ大学:https://liberaluni.com/exit-strategy
FIREという
Financial:金銭的
Independence:独立
Retire:退職
Early:早期に
の頭文字をとった造語で、金銭的に独立をえして早期退職する。意味になります。
用は、生活費を金融資産からの収入のみで賄う生活を意味します。
先ほど平均して年間6%程度の運用益が相場と言われていると言いましたが、インフレ率を加味して4%という数字になっています。
築き上げた金融資産のうち毎年4%を取り崩していき、残りは運用を継続することで、資産運用をしつつ生活費を賄える上がりの状態になるという考えです。
この4%ルールを用いて年間生活費400万円の家計では、1億円の金融資産を持つことができれば可能となります。
4%ルールで考えるお金の価値
では、先ほど同様、
1万円のものを買おうとしたとき、4%ルールで考えると、25万円の金融資産がもたらしてくれる運用益になります。
つまり、その1万円には25万円の価値があるといえます。
基本的に、金融資産運用でのお金の価値の考え方は、FIREを意識した時の4%ルールで考えます。

まとめ
投資とお金の価値という視点でまとめました。
時間単価で考えるお金の価値と
資産運用で考えるお金の価値のパターンについて触れました。

あくまで、金銭的な部分しか触れていまい為、それにかかる満足度や今後の必需性なども織り込んだうえで判断することが大切です。
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