貸借対照表(B/S)とは何か??基礎知識を分かりやすく解説!

お金の学び

はじめに

以前にまとめた簿記3級合格の中で、簿記の目的である「日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能」について触れました。財政状態を明らかにするために、財務諸表について触れました。そのうちのひとつである貸借対照表についてまとめていきます。

【独学簿記3級合格】「そもそも簿記とは?」「簿記のポイント解説」
はじめに私は、無知識から簿記3級に合格しました!ですが、1回目は不合格で、2回目で合格しています。1度不合格だったからこそ、より為になる、分かりやすい解説になっていると思います!!なお、受験の経緯は、会社で配属された部署が経営にかかわる部署

こちらを参照しています。

経理COMPASS:https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-03/cat-small-10/358/

貸借対照表

企業の「財産の状況」がわかる

企業が保有している資産(現金や建物など)と負債(借金や債務など)の残高をまとめたものです。

財産に関する情報をまとめたものが貸借対照表です。

左右の枠があり、左側に資産、右側に負債が記されています。(会計用語では、左側を「借方」右側を「貸方」と呼びます。)

「資産の部」「負債の部」「純資産(資本)の部」で成り立ちます。

この左右の枠の金額が一致することから、バランスシート(B/S)と一般的に呼ばれています。

資産の部

企業の財産がどのように運用されているのか、どのような構成になっているかが一覧になっています。

大きく分けて「流動資産」と「固定資産」が存在します。

流動資産」は、短期で資金回収ができるものを指します。

具体的には、現預金、売掛金、商品などが該当します。

(※売掛金とは、掛けで売っているものという意味です。商品やサービスを先に提供し、後でまとまってお金を受け取るものを指します。企業間で取引をする際に1か月分をまとめて支払うやり取りを指します。)

固定資産」は、長期で資金回収がされるものを指します。

具体的には、建物、土地、車両などが該当します。

「短期」か「長期」かについてはおおよそ1年を超えるか否かで判断されます。

負債の部

企業がどのように資金調達をしているか、どのような返済義務を負っているかが一覧になっています。

こちらも大きく分けて「流動負債」と「固定負債」が存在します。

流動負債」は、短期で返済義務があるものを指します。

具体的には、買掛金、短期借入金などが該当します。

(※買掛金とは、掛けで買っているものという意味です。商品やサービスを先に受け、後でまとまってお金を支払うものを指します。企業間で取引をする際に1か月分をまとめて支払うやり取りを指します。)

固定負債」は、長期で返済義務があるものを指します。

具体的には、社債、長期借入金などが該当します。

「短期」か「長期」かについてはおおよそ1年を超えるか否かで判断されます。

純資産(資本)の部

純資産は、返済義務のない資金を意味します。

会社と作る際に入れた「資本金」や今までに上げた利益の積み重ねである「利益剰余金」が該当します。

要するに企業の余力部分と言えるでしょう!

貸借対照表のまとめ

貸借対照表は、

  • 「資産」「負債」「純資産」から構成される。
  • 資産は、企業の資金や財産の項目が記されている。
  • 負債は、企業の返済義務がある項目が記されている。
  • 純資産(資本)は、企業の返済義務のない資産(余力部分)が記されている。

貸借対照表の構成やそれぞれの概要についてまとめました。

漢字の羅列で難しく見えますが、単純に、企業にどんな資産があって、どのように資金調達をしていて、どのくらいの余力があるかが分かる表だという仕組みが分かってしまえば理解しやすいと思います。

「財政状況」の測り方

ここまでで、企業にどの程度の資産があって、負債があって、純資産があるのかというところは把握できるかと思います。

ですが、それがどういう状態なのかについては、割合を見る必要があります。

では、実際にどのように「財政状況」を図るのか?割合を見るのか?について触れていきます。

自己資本比率(ROE)

自己資本比率(ROE:Return on Equity)

これもまた漢字ばかりで難しく思えますが、切り分けて考えてみると理解しやすいかと思います。

これは、自己資本(純資産の部)が総資産(資産の部)に対して、どのくらいの比率を占めるか?を算出しています。

一般的に、この自己資本比率は、50%以上あればかなり良好な状態といえ、少なくとも30%程度は確保しておくとよいと言われています。

2020年の新型コロナウイルスによって、1年単位での営業成績が落ち込んだとしても、この自己資本比率と自己資本の金額で倒産リスクを想像することができます。

もちろん企業が行っている事業内容や経済状況などの要因があった上ですが、「財務の健全性」と「倒産リスク」について知ることができます。

債務超過

債務(負債の部)の超過を意味します。

通常の会社は、「資産=負債+純資産」というバランスが保たれています。

しかし、事業がうまくいかずに毎年赤字となってしまうと、純資産が減っていき(=自己資本比率の低下)、「資産<負債」の状態になってしまう可能性があります。倒産する一歩手前まできている状況と言えます。

まとめ

今回は財務三票のうちの貸借対照表についてまとめました。

貸借対照表は、

  • 「資産」「負債」「純資産」から構成される。
  • 資産は、企業の資金や財産の項目が記されている。
  • 負債は、企業の返済義務がある項目が記されている。
  • 純資産(資本)は、企業の返済義務のない資産(余力部分)が記されている。

企業の「財産の状況」を測ることができます。

具体的な判断基準として、自己資本比率を用いて判断される。

自己資本比率の判断基準は、50%以上あればかなり良好な状態といえ、少なくとも30%程度は確保しておくとよいと言われています。

貸借対照からは、「財務の健全性」と「倒産リスク」について知ることができます。

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