労働時間だけではない!別角度から見るブラック企業の特徴について

人生観

はじめに

今回は私が感じたホワイト企業のひとつのブラックな特徴についてまとめていきます。

皆さんは、「ブラック企業」と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?

タイトルにあるように「労働時間」についてイメージをする人が多いかと思います。

その他、厳しいノルマなどの「成果主義」やハラスメント系の「精神面」など過度なストレスがかかる環境が多いほど「ブラックだ」と感じるのではないでしょうか?

このように、だれがどう見ても「ブラック」であったり、自身の許容と合わない働き方だと「ブラック」だと思います。

画像出典:キャリコネニュースより

では、ホワイト企業」と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?

恐らく、上記に該当せずに、労働時間の管理が徹底されていて、職場の人間関係に難が無く、収入もそこそこというのがイメージされるのではないでしょうか?

働き方
  • 完全週休2日
  • 残業月10時間程度
  • 年間休日120日以上
  • 比較的簡単な業務
  • 収入は平均的
  • 人間関係は良好

このようなベースの環境は憧れのうちのひとつかと思います。いわゆる条件が良い働き方です。現に私がそのような働き方でした。

画像出典:ホワイト企業認定より

ですがこのようなホワイトな環境でも考え方によっては「ブラック」な側面があるのです。

いったいどのようなことかというと、その会社らしさ」と「従順な働き」にあります。画像で言う「人材育成/働きがい」のところに当たる部分かと思います。

ホワイト企業のブラックな側面

まずは背景ですが、「過労死」や「うつ病」など問題視されるようになり、「働き方改革」の導入によって規制が厳しくなったことで、企業側も注力しなくてはいけない環境になったことで、新たに出てきた問題かとも思います。

良い事ですが、損なわれることもあるということですね。では具体的にどのような要素が「ブラックな側面」かについてです。

その会社らしさ

まず「その会社らしさ」とはどういうことか?これはその会社でしか機能しない役割であるということです。

少なからず、社会人としての基本的な礼儀や言葉遣いは身につくかと思います。そしてPCスキルや操作速度も身についてくることかと思います。

ですが、それ止まりなのです。つまりスキルが一定で留まってしまっている分、人材価値が上がりにくいということになります。

特に大企業でよくみられる光景かと思います。

事業規模が大きいことで、やるべきことも多く、従業員も多いために、業務が細分化されてます。そのため処理の仕事を任されることがあります。毎月、毎年同じような業務をして、能力が上がってきても配属部署の仕事に偏り、作業量や扱う量が増えるだけになる傾向があります。

そして、このような処理の作業は、それぞれの会社で扱いやすいソフトを導入しているケースが多く、フィールドが変わると経験がリセットされてしまいます。

このように、その会社でしか扱うことのない仕事を担当している可能性が高いということがブラックな側面のひとつなのです。

従順な働き

そして、あまりそれ以上を強く求められることはありません。

あまり難しくないやるべき業務をしっかりとこなし、淡々と業務に取り組むことが評価されます。逆に言えば、評価基準がそこしかない点にあります。

さらに、上司は手取り足取り教えてくれてとても優しいので、嫌な面が無いのです。

このように、温室育ちになる要素があり、自身の成長が鈍化してしまう可能性が高いということがブラックな側面のひとつです。

よくある例えで、「魚を与える人と魚の採り方を与える人」といった表現がありますが、まさに前者に当たる教育です。

ホワイト企業だからこそのブラック

つまり、根本はホワイト企業であり、ホワイト企業であるからこそのブラックな側面と言えます。

社会人になりはじめは、「自身の時間労働力」と「報酬」の交換で成り立っていますが、年月を経過するにつれて、「自身の価値成果」と「報酬」の交換で成り立つことが理想だと考えます。

ここまで述べてきた働きだと、いつまで経っても能力や価値が上がってこないために成長の可能性を損ねているという「ブラックさ」があるのです。

いざ、家庭の都合や自己都合によって、転職活動をする際においても苦労するかと思います。

なぜこれがブラックなのか?

ここまでで、でも条件は整っているし、仕事内容も辛くないから別にいいんじゃない?と思う人もいるかと思います。

ここからは、この働き方がなぜブラックなのかをまとめていきます。

①経済成長

ひとつ大きい部分は、経済成長の推移にあります。

世界は、どんどん成長しています。最近では、インターネットの普及や技術の向上により様々なモノやサービスが生まれています。

50年前だと日本では高度経済成長期の末にあたる1970年頃になります。この頃は「新幹線ができた」「テレビ・洗濯機・冷蔵庫が家庭に普及した」といった経済状況でした。

短い目で10年前の2010年頃だとしても、今は当たり前のスマートフォンが出始めた頃で、当時はガラケーと言われるボタン式の携帯電話が主流でした。

このように経済はどんどん成長しています。この成長に伴って自身も成長していかなくてはいけないのです。現にITやAIにより代替えされる職は寿命が短いとされています。

②税金社会保険料の増、物価上昇

日本では、「少子高齢化」のトレンドが続いていて、現役世代と引退世代の比率が変化しています。

今までの徴収では賄いきれなくなるために、社会保険料や税金は増えてきています。

その上、物価上昇トレンドもあり、伴ってお金の価値も変化しています。

これからのインフレリスク!インフレの物価上昇とデフレの物価下落について
はじめに今回は、インフレリスクについての学びをテーマに書いていきます!これは私が資産運用についいて勉強し始めたころ、金融商品の利回りを知り、加えて学んだ内容です!銀行預金を投資に回していこうというきっかけの一つになったので紹介したと思います

③人間寿命>企業寿命 雇用の崩壊

さらに医療の発展や健康促進事業によって人生100年時代と言われているのに対し、2020年に倒産した企業の平均寿命は23.3年東京商工リサーチより)となっています。

また、創業して20年後の生存率は0.3%(日経ビジネスより)と言われています。

さらに最近では、日本的雇用である「年功序列」「終身雇用」の崩壊と言われています。

日本の100年企業一例
  • 株式会社資生堂(約150年)
  • 任天堂株式会社(約130年)

2020年の世界長寿企業ランキングでは、100年以上続く企業は日本が3万3,076社で全体の41%を占める長寿企業の国でもあります(周年企業ラボより)。

自分も成長しないとヤバい?!

このような経済トレンドから、自分も成長してスキルや経験で人材価値を上げていかないと、働く場所が無くなっていく可能性があるのではないかと考えられます。

今回のテーマである「ホワイト企業であるからこそのブラックな側面」は一見うらやましい働き方に思えますが、実はそうではないという側面があることについてのテーマとなっています。

その会社だけに機能する業務は、今はよくても企業寿命から見たら危険なことかもしれません。

そして、その環境に慣れてしまうと、変化の激しい現代に置いていかれる可能性があると考えます。

まとめ

今回は、私の経験と考えをまとめました。

「ホワイト企業であるからこそのブラックな側面」について、一見ホワイト企業だとしても、自身の働きが「その会社らしさ」があり依存していないか?「従順な働き」で成長を損ねていないか?という注意が必要です。

そして、昨今の新型コロナウイルスや2011年の東日本大震災や2008年のリーマンショックなど、いつ何が起きてもおかしくありません。どんな状況になっても稼ぐ力があることは強い味方になります。

ひとつの考え方として見つめなおしてみるのも良いのではないでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました