はじめに
12月の楽天スーパーセールにて購入した「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」著者やまもとりゅうけんさんの書籍についてまとめます。
SPUのポイント倍率アップのために眺めていた楽天ブックスにて、表紙とタイトルに惹かれて購入しました。
構成としては、
第1章:サラリーマンは「最も理不尽な業務形態」である
第2章:誰も言わない「お金持ち」の仕組み
第3章:「貯金」ではなく「蓄財」に力を注ぐ
第4章:「少労所得」を無限に増やす
の4部でした。今回の記事では「サラリーマンの現実」「フリーランスの現実」「フリーランスという選択のために」といった3つにまとめていきます。
実際に、私の約3年の社会人経験は別記事でまとめています。

サラリーマンの現実
サラリーマンの世間体は、「安定」だと思います。
- 良い高校、良い大学、良い会社に入って(キャリア面)
- 結婚して、子供を授かり、車とマイホームの購入(プライベート面)
- 子育てを終え、定年まで働き、年金と退職金で老後生活を謳歌する(老後生活)
というモデルを親世代の教えや世間体として刷り込まれているのではないでしょうか?
確かに、このモデルケースだけ見ると「安定」と言えるのかもしれません。
しかしこのモデルは崩壊しつつあります。
- 「終身雇用や年功序列の崩壊」
- 「増えない年収水準に増える社会保険料と税金」
日経BP「どうなる年功序列?その背景や成果主義への移行について知る」より
- 「年数に伴って増える責任」
- 「伴って増える就業時間」
- 「増える責任と就業時間に伴って増えない給料」
といった「安定」とは言えない形態に変わってきています。実際に私も感じておりました。
書籍ではさらに、「メリットを受けられるのは会社内の超上位層と超下位層」(役員クラスとやる気のない社員)とありました。
つまり、メリットを受けられるまでに時間がかかり、それまでに先ほど述べた安定モデルの崩壊要因といった悪条件と共存していかないといけないということになります。
一般的なサラリーマン(中間層)は、権威のある役員クラスのもとで機嫌を伺いながら働き、おんぶ抱っこのやる気のない社員の給料を賄っているという構造が想像できます。
果たしてこれは「安定」と言えるのでしょうか?
読んで字のごとく、人的価値が「安く定められている」の安定なのではと考えてしまします。
フリーランスの現実
一方、フリーランスという働き方はというと、基本的に個人での取引になるので、いち案件に沿った報酬となります。
個人でというハードルはあるかと思いますが、社会のしがらみから離れることやサラリーマンのデメリットを考えると、不安要素はどちらもあるのかと思います。
書籍では、勢いでサラリーマンからフリーランスになるという切替ではなく、サラリーマンとして働きながら、副業としてスタートさせ、収入の柱を増やし、徐々にシフトしていくことを述べています。
そうすることで、税金面でのメリットを受けることができ、上手くいかなかったときでもサラリーマンとしての働きは変わらないのでリスク軽減となっていると言えます。
投資の回でもまとめましたが、分散によるリスク分散は働き方でも用いることができます。

またその経験こそが、固執した考えを見直すことができ、行動力や知識を得ることができると言います。
フリーランスという選択のために
そして、フリーランスという選択のためには(成功確率を上げるには)、「財を蓄える」ことが重要である。と記されています。
経験こそが、幅広い考えをもたらし、選択肢を増やし、行動力や知識といった「財」となります。
自己投資こそが、学びとなり、フリーランスとして成功するために欠かせないのです!
さらには、自らの労働を少なくして収入を得る「少労所得」をいうフレーズを使用しています。
「不労所得」にも経験や知識を得るため使ったお金や労力があります。
「不労所得」を目指すにあたっても「財」の蓄積をいう労力をかけていく必要があります。
まとめ
以上、書籍「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」からサラリーマンとフリーランスについてまとめてきました。

サラリーマンには「安定」のイメージがありますが、崩壊しつつあります。
そのため、世間体やイメージに左右されず、現状や本質を考え、どういう選択が適しているかを見極めていく必要があります。
私は社会人として企業で働き、「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」の書籍に共感できる部分が多々ありました。
資本主義社会を生きるために、自らの力で稼ぎを得る経験を通し、「財」を蓄え、金持ちフリーランスになれるよう行動していこうと思いました!
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