目次
はじめに
今回は、「お金の学び」において衝撃を受けた「金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロークワドラント」についてまとめていきます。
私自身、学校で先生の言うことをちゃんと聞いて、テストでいい点を取って、いい大学に入って、いい会社に入るというルートがせいだと思い、立派な社会人を目指していました。
しかし、「お金持ち」になるにはそのルートではない。と社会の仕組みを知ることになりました。
そのキャッシュフロークワドラントがこちらです。

このような図を見たことはないでしょうか?
私は、都内一般企業の一社員でした。キャッシュフロークワドラントでいう左上のEクワドラントです。
まさに、1日の8時間以上、一週間の5/7、1年の2/3という、時間をお金に換えていた働きでした。
この仕組み(次元)を知り、学びになったのでまとめていきます。
参照:https://biz-shinri.com/dictionary/cashflow-quadrant
キャッシュフロークワドラントを用いて、権利収入を得る側になろう!
などと言って、会員制ビジネス、ネットワークビジネス(MLM)への勧誘もあるので注意しましょう!
判断力は身に着けておきましょう!
キャッシュフロークワドラント
まず言葉の理解からです。
キャッシュフローとは、キャッシュ(現金)フロー(流れ)なので、お金の流れという意味になります。
クワドラントとは、4分割という意味になります。
キャッシュフロークワドラントは、職業におけるお金の流れを4つにタイプ分けした表になります。
2度目の登場ですが、

では、その4つのタイプを順にまとめていきます。
Eクワドラント:従業員
表の左上に属する、従業員やサラリーマンなどの雇われの身にある人です。多くの人がここに属すると思われます。
Eクワドラントのキャッシュフローは、「時間がお金を生む」という流れになります。
冒頭でも触れましたが、1日の8時間以上、一週間の5/7、1年の2/3の時間を、雇ってくれている会社の業務の時間に使っています。そこで、「ある程度定まったお給料」や「手厚い社会保障」に加入でき、時間とお金を交換しています。

Sクワドラント:専門家
表の左下に属する、自営業者や専門家など、自らの商品を売り込んでいる人です。小さな事業を行っている人や、医者や芸能人もこの部類に入ります。
Sクワドラントのキャッシュフローは、「個人のスキルや能力がお金を生む」という流れになります。
雇われの身ではないので、お金を得るも得ないもすべて自己責任という立場にあります。その分収入に限りはなく、報酬はすべて自分のものになります。
Bクワドラント:オーナー
表の右上に属する、起業して成果を積み上げた会社の創業者やオーナーを指します。
Bクワドラントのキャッシュフローは、事業を成長させるべく仕組み化して経営を持続しています。「その仕組みがお金を生む」という流れになります。
収益を得る仕組みを作り上げた権利として、自らが働かなくても収入を得られることから「権利収入」などと言われることもあります。
Iクワドラント:投資家
表の右下に属する、資産を投資し、保有によって配当を得る投資家を指します。
Iクワドラントのキャッシュフローは、投資によって「お金がお金を生む」という流れになります。

クワドラントの右か左か
以上、4つのタイプについてまとめました。
このキャッシュフロークワドラントで、重要視されることは、「表の右にいるか左にいるか」です。
左右の大きな違いはひとつ。
あなたが働けなくなった時、収入はありますか?
左側
Eクワドラント(従業員)
Sクワドラント(専門家)
自分の時間や自分のスキルや能力からお金を生み出しているので、働けなくなったら、収入は減となりいずれ無くなります。
右側
Bクワドラント(オーナー)
Iクワドラント(投資家)
作った仕組みや保有しているお金(資産)から収入を得ることができるため、収入は変わりません。
キャッシュフロークワドラントの世界では、表の左側(従業員と専門家)だけではお金持ちになれない。と言われます。
※従業員として働きながら、副業でスキルによる収入を得る。副業が大きくなり仕組み化づくりを経て創業者になる。毎月一定額を投資し投資家としての配当を得る。など各クワドラントを掛け持つ働き方も存在しています。
以前にまとめた格差社会でも、投資をしないとどんどん貧しくなっていくことについて触れました。

さらに以前にまとめたパレートの法則においても、数的には左側:右側=8:2、保有資産額では左側:右側=2:8の構造でもあります。

人生100年時代、老後2000万問題、終身雇用崩壊、年功序列崩壊、働き方改革、副業解禁
人生100年時代、老後2000万問題、終身雇用崩壊、年功序列崩壊、働き方改革、副業解禁などなど様々な社会事情がある現代で、従業員でいることは果たして安泰なのか?安定なのか?
私はそんなことを思い、時間や労力はかかるが、適正なリスクを取る意味で勉強と行動をしています。


まとめ
今回は、金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロークワドラントについてまとめました。
職業におけるお金の流れは4つのタイプに分かれます。

何が起こるか分からない未来。
自分が働けなくなった時でも収入をもたらしてくれる資産を作れるのは、自分が働ける状態にあるときです!
副業を始めるにも、事業を持つにも、大きくして仕組み化するのも、投資の配当で収入を得るための資産形成も、自分が働ける状態にあるときです!
多くの人が左側の上のEクワドラント(従業員)。雇われている状態が本当に安定なのか?
ひとつ考えるきかっけとなったことと、衝撃的だったのでまとめました!
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