はじめに
今回は、以前にまとめたゴルゴ松本さんの「漢字」や「言葉」についての第2弾というような内容です!

こちらの内容は、お笑い芸人のゴルゴ松本さんが研究している「漢字」や「言葉」の凄さについてというテーマでまとめています。
私たちが普段使っている言葉には、意味や成り立ち(ストーリー)がある。これを知ると、当たり前に使っている言葉の有難みが分かる。といった内容でした。
- 五十音は「愛」で始まり「恩」で終わる
- 「夢」の話
- 「ありがとう」の話
- 「命」の話
今回は、ゴルゴ松本さんの書籍内ではなく、私の実体験に基づく内容となっています。
「知」のある人はスゴイことや「知」の大切さをまとめていきます。
実体験【大学の卒業にて】
その実体験をしたのは、大学を卒業するときでした。
よくある○○からのメッセージ。このうちのひとつがまさに「漢字の成り立ちの凄さ」を実感した出来事でした。
「創造」について
「創造」は「創る」と「造る」の同じ言葉の組み合わせで成り立っています。
「創る」は、まったく新しいものを創る。組み合わせで新しい価値を創る。といった意味があります。
「造る」は、既存の物を一度取り壊して造る。または形を変えて造る。といった意味があります。
この組み合わせが「創造」です。
社会人となる皆さんは、この「創造」のもと、考えて行動して世の中を「つくって」いってください。社会の中に存在する全ての事象(モノやサービスなど)は、長い時間の流れの中で人類が「創造」した先にできています。この「創造」こそが社会の成長になります。
まさに漢字の成り立ちを伝え、社会の成り立ちも伝えてくれたメッセージでした。
大学時代に「創造」という言葉に触れる機会が多かったこともあり、このメッセージを選択したのかと思います。とても刺さる言葉でした。
周囲の反応も、「ヤバいな」「やっぱり○○さんは違うな」「頭のいい人ってこういうことを考えるのか」といった感じでした。
「創造」とは?
改めてこの「創造」を調べてみました。(出典:起業・独立ガイド、社会人の教科書)
どちらも「つくる」という読みをする漢字ですが「つくる」には「作・造・創」の3つの漢字があります。
一般に「つくる」とは、ある力を働かせて、新しい物事や状態を生みだすことや、まとまった形のあるものにすることを指します。
「作る」について
「作る」は、何かを組み立てたり、生み出すことを意味する「つくる」の最も一般的な表現です。
「作」は人が木の枝を刃物で取り払っている様を表しています。つまり、木という素材に対し手を加えることで、別のものを「つくる」作業を表しています。
- 料理を作る
- ドリンクを作る
などのように使われます。有形と無形の両方に対して使われます。
「造る」について
「造る」は、「作る」と同じく何かを組み立てたり、生み出すことを意味する「つくる」の表現の一つです。
「作」が比較的小さなものを生み出す際に使うのに対し、「造」はよりサイズや規模の大きなものを生み出す際に使うことが多くなっています。
- 船を造る
- 工場を造る
- お酒を造る
などのように、規模の大きいものや工業的なもので有形のものに対して使われます。
「創る」について
創るは、それまでになかった新しい何かを生み出すことをいいます。
これまでなかったものを案出した際には、「創る」の表記が用いられます。実際に存在するものだけでなく、言葉やアイデアなど、無形のものに対しても使われます。
- 映画を創る
- 作品を創る
- コンテンツを創る
- 市場を創る
- 会社を創る
などのように、何か新しいモノやコトを生みだす時に使われます。
まとめると
以上の3つの「つくる」をまとめると以下ようになります。

全てにおいて、「ある力を働かせて、新しい物事・状態を生みだす。まとまった形のあるものにする。」という意味があり、対象によって使い分けられています。
「知」は思考力になる
このように、普段使っている何気ない言葉や文字も、意味があります。
「創造」についても何気なく使う言葉のひとつかと思いますが、「造る」と「創る」の使い方は異なります。それが組み合わせてできた言葉であると知っているだけでイメージや印象が変わりますよね?
私も実際に「創造」は色々考えることだという認識でしたが、有形無形、規模やサイズの大小、分解と繋ぎ合わせなどそれぞれの意味を考え、あらゆることが「創造」になることをイメージできました。
このように、「知る」ということはとても大切です。バビロン大富豪の教えでも「知識」は「お金」よりも価値があることを証明しています。

また「知る」ことは大切ですが、その先には「好む」「楽しむ」といった次元も存在します。

普段の何気ない言葉でも、漢字の成り立ちや意味に目を向けて、思考の幅を広げるのもいいかと思います!
まとめ
今回は、前回のゴルゴ松本さん「漢字や言葉の凄さについて」に関連して、自身の実体験から改めて「漢字の成り立ちや意味の凄さ」をまとめました。
実体験は、大学卒業時のメッセージのひとつ「創造」についてです。
「創造」について
「創造」は「創る」と「造る」の同じ言葉の組み合わせで成り立っています。
「創る」は、まったく新しいものを創る。組み合わせで新しい価値を創る。といった意味があります。
「造る」は、既存の物を一度取り壊して造る。または形を変えて造る。といった意味があります。
この組み合わせが「創造」です。
社会人となる皆さんは、この「創造」のもと、考えて行動して世の中を「つくって」ください。社会の中に存在する全ての事象(モノやサービスなど)は、長い時間の流れの中で人類が「創造」した先にできています。この「創造」こそが社会の成長になります。
普段使っている何気ない言葉でも、漢字の成り立ちや意味を知ると、イメージが膨らみます。
日常でふとした時に思い出して、意味を調べてみると面白い発見があるかと思います!
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