目次
はじめに
本ブログでは、現在放送中の2021年春ドラマ【日曜劇場『ドラゴン桜』】からの学びをひとつのテーマとしてまとめています。

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第1話「時代に負けるな。今こそ動け!」

第2話「人生の大勝負!お前の道はお前が決めろ!」

第3話「一発逆転!バカでも秀才に勝てる勉強法!」

今回は、2021年5月16日(日)放送の第4話での学びと勉強法についてまとめていきます!
周囲の「助け」「協力」「信頼」が必要
協力無くして成功無し
勝負に勝つには己の弱点を知る。苦手分野を徹底的に反復して克服する。
努力の原動力はポジティブ感情よりネガティブ感情の方がパワーが強い。
ストーリーと内容についてまとめていきます。
ドラゴン桜について
ストーリー/登場人物
桜木健二【阿部寛さん】
メインの人物である阿部寛さん演じる桜木健二。元暴走族で現弁護士。かつて偏差値30の龍山高校から東大合格者を出し、奇跡の学校再建を成し遂げました。

その他、ドラゴン桜のストーリーや登場人物については、第1話の名言まとめをご覧ください!

『ドラゴン桜』は、三田紀房による日本の漫画作品。2003年から2007年まで、講談社の漫画雑誌『モーニング』にて連載されていました。単行本は全21巻、話数は全194話。
続編である『ドラゴン桜2』が2018年から現在連載中となっています。現在16巻まで発売しています。次回17巻は2021年06月23日の発売予定です。
第4話あらすじ
東大合格を目指す東大専科のルールのひとつ「親には絶対に言わないこと」言うタイミングは状況を見て桜木から伝えるという条件がありました。
それがSNSを通じて母親に知られることとなります。子が東大を目指していることを知った東大専科生2人(加藤清史郎さん演じる天野・南沙良さん演じる菜緒)の母親は桜木に「東大になんか受かるわけない」「中学受験の失敗の二の舞をさせたくない」「きちんと説明してください」猛抗議します。
そこで桜木は「受験生の家庭の10カ条」と題し、親子の授業を始めます。


一方、東大専科生のひとり(高橋海斗さん演じる瀬戸)が家庭の事情で学校を休むようになりました。借金返済に追われてのことでしたが、お金を借りた先は闇金。半永久的に返済が膨らむ金利を設定し、取り立て屋の催促や誹謗中傷の嫌がらせによって崩壊寸前の状況でした。

この家庭内教育と借金事情の2軸で進んだ第4話の展開はいかに、、、。
第4話はこのような内容でした。
第4話での学び「協力無くして成功無し」
第4話では、総じて「協力無くして成功無し」が中心のテーマでした。
受験生の家庭の10カ条
まずは、東大専科生の母親の猛抗議を受け、桜木が行った親子の授業と「受験生の家庭の10カ条」についてです。
先ほど生徒たちを「もて遊んでいる」とおっしゃいましたが、そんなつもりは微塵もありません。私はマジです。
なぜなら私たちがこの東大専科を立ち上げたとき、全校生徒は嘲笑いました。でもそんな中で菜緒さん(早瀬)と晃一郎君(天野)の2人だけは、東大を受けたいと名乗り出たのです。645人中、たったの2人だけですよ?ご自分のお子さんをすごいと思いませんか?
世の中で何か偉業を成しえる人間は必ずそうです。それがどんなに険しい道であろうと突き進もうとする強い意志を持っている。2人にはそれがある。東大受験に一番必要なものを既に持っているんです。
母親:じゃあなぜ親に黙っていたのか?
私が黙っているようにと言った。その理由は、先ほど2人(母親)がおっしゃっていた「受かる訳がない」「また失敗する」と。つまり親が子を信用していない。なぜ東大に落ちる前提で話をしているのか?子の挑戦を封じ込めようとするのか?子供たちが持つ強い意志を壊すもの、それは親の否定です。
受験にとって一番の敵は「どうせ受からない」という先入観。堅い考え方なのです。そしてそれを一番植え付けるのは親なのです。
第3話での成果も伝えた桜木は、2人の親の協力心を芽生えさせ、「受験生の家庭の10カ条」を伝えます。
- 一緒に朝ごはんを食べること
- 何か1つでも家事をさせること
- 適度に運動させること
- 毎日同じ時間に風呂に入らせること
- 体調の悪いときは無理させず、休ませること
- リビングはいつもかたづけておくこと
- 勉強に口出ししないこと
- 夫婦仲良くすること
- 月に一度家族で外食すること
- この10カ条を父親と共有すること
特別なことではなく、ごくごく普通の一般家庭の日常生活を送るだけの条件です。受験にとって重要なことは日常生活を大切にすること。勉強だけで非日常空間になってしまうと、迷惑をかけている罪意識から過度な重圧になってしまう傾向なあります。このような失敗をしないためにも家族の日常は変えないことが重要で、規則正しい生活によって習慣性が身につき勉強するサイクルが生まれます。これが当たり前になったら勝利は確実。日々の生活を大切にする人が受験に勝つ。


このように、身多く環境や日常生活習慣が重要であり、先入観を取り払う考え方が大切です。まさに「協力無くして成功無し」です!
借金返済に追われた家庭
もう一つのあらすじであった、瀬戸の借金返済に追われた家庭では、瀬戸の性格上「自分のことは自分で解決しようという頑固さ」がありました。先生や友達には打ち明けず、一人で抱え込んでいました。
「俺はバイトしないと借金が返せない」
お前のように両親を亡くし貧しい環境に育ったら、周囲の人間はみんな同情してくれるだろう。だがな、根本的に変えようと思ったら少しは頭を使え。現状を受け入れるな!
受験に成功すれば、家が貧しかろうが親がいなかろうが一流大学に入れる。他人に迷惑はかけられねぇ。そんなクソみたいな1円にもならないプライド抱えて社会の闇に消えそうな馬鹿なガキでも、受験に成功すれば一流大学に入れる。人生仕切り直すことはできるんだ!
そして出てきたのが、借金の完済証明書でした。違法な金融を行っていた闇金に対し「悪い事でも馬鹿には出来ねぇってことだ」と言い、瀬戸に対しても「もっと人を頼れ」と言いその場を後にしました。

第4話での「勉強法」
また、第4話でも「勉強法」について理論がありました。
- 勝負に勝つには己の弱点を知る。苦手分野を徹底的に反復して克服する。
- 努力の原動力はポジティブ感情よりネガティブ感情の方がパワーが強い。
1.勝負に勝つには己の弱点を知る。苦手分野を徹底的に反復して克服する。
受験や試験には満点が存在します。このように上限があるものに関しては得意を伸ばすよりも不得意を克服する方が効率的と言えます。
得意をいくら伸ばしても100点にしかならないため獲得できるのが+10点。20点程度かと思います。
しかし不得意を克服できれば獲得できるのは+40点。50点と伸び幅が大きくなります。
また、パレートの法則の観点からも、期間に限りがある受験においては苦手克服が効果的と言えます。
パレートの法則(80:20の法則):「ある事象が80対20の割合で成り立っている」という法則。
テスト勉強を10時間して、100点を取ったとします。
この場合、100点の内8割に当たる80点は、10時間の内の2割に当たる最初の2時間の勉強時間で抑えている。
点数の残り2割に当たる20点は、勉強時間の残り8割に当たる8時間で抑えた。
結果10時間の勉強時間で、100点を取った。という考え方です。


2.努力の原動力はポジティブ感情よりネガティブ感情の方がパワーが強い。
あくまで原動力の部分を話していました。いわゆるきっかけの部分ですね。悔しい、恥じらい、劣等感などのネガティブ感情が奮起するエネルギーが大きいことを説明していました。
確かに順風満帆な現状より、上手くいってない現状を変えたいという方が奮起しますよね?
作中ではさらに、分かる・できるようになっていくことに快楽を感じるようになり楽しくなることでエネルギーがより大きくなることに触れていました。
原動力はネガティブ感情、継続力はポジティブ感情がより大きいエネルギーを発揮します!



まとめ
今回は、現在放送中の2021年春ドラマ【日曜劇場『ドラゴン桜』】第4話からの学びと勉強法をまとめました。
周囲の「助け」「協力」「信頼」が必要
協力無くして成功無し
勝負に勝つには己の弱点を知る。苦手分野を徹底的に反復して克服する。
努力の原動力はポジティブ感情よりネガティブ感情の方がパワーが強い。
自分だけではなく、周囲の協力や応援が大切です!
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