目次
はじめに
今回は、私の経験で、とある人(以降Mさんとします)から教わったことについてまとめていきます。
Mさんは、私が社会人2年目のときに中途で入社してきた人でした。
丸1年で再度転職しましたが、Mさんから教わった「疑う目を持て」がとても学びになったので紹介したいと思います。
ひとつの考え方として捉えてただけたらと思います。
人物について
「全体的な印象」「私個人との関わり」「人伝いに聞いた話」の3つに分けてまとめています。
- 年齢は50歳くらい
- 中途入社で即管理職
- 会社の飲み会は参加しないタイプ(最初の歓迎会のみ)
- 始業30分前出社(早い方)定時できっちり退社(早い方)
- 周囲の評価は変わり者という感じ
- 歓迎会で少し話した程度
- 同い年くらいの娘さんがいる
- 仕事できる人という印象
- 仕事では決算関係で接点があった
- 社長が高評価で採用した
- 高学歴(一橋大学卒?だった気がします)
- 前職は外資系の製薬会社勤務
こんな感じの人でした。周囲からは変わり者という印象があり、業務外でのコミュニケーションが少し苦手な人だったのかなと思います。今では、自分の軸をしっかり持った人だったのかなという印象です。
批判も多く、「うちの会社っぽくない人」というようにも言われていました。
恐らく1年で転職した理由のひとつに馴染まなかったという理由があったのかと思っています。
在籍していた1年の後半は体調不良でお休みすることが多く(おそらく転職活動をしていたのでは?)、最後は挨拶なしに退職されていきました。
このこともあり、皆が「最後まで不思議な人だった」「非常識な人だった」という印象を持っていました。
「疑う目を持て」という学び
「疑う目を持て」をアドバイスされた経緯
そんなMさんから学んだ「疑う目を持て」ということについてです。おそらく新卒で入社した私だからこそのアドバイスだったと思います。
以前にまとめた新入社員が注意すべきことの「当たり前」で少し触れましたが、新入社員は「頑張ろう」と意気込む傾向があります。また社会人経験が浅いということもあり、何でも鵜呑みにしてしまう傾向もあります。
ひとつ返事で、はいはいと真面目だった私に対しての的確なアドバイスだったと言えます。
また、仕事術として「疑うこと」についての記事もあります。
そこでは興味の段階についても触れられています。

実際のシチュエーション
このことを教わったときはこのような状況でした。
- Mさんが中心となって進めていたプロジェクト
- 定期的なミーティングがあり、私は研修で参加できなかった回
- 翌日、ミーティング内容の共有
- ミーティングでの問題点の指摘
この「ミーティングでの問題点の指摘」として「疑う目を持て」について教わりました。
実際のミーティングでは、手元資料に沿って話が進められましたが、Mさんにとってはおかしな点がいくつもあったそうです。しかし誰も疑問に思わずそのまま進行したと言います。
皆が用意された資料を正と認識していた中で、Mさんは「用意されたものが正とは限らない」という視点でおかしな点をいくつも感じたと言います。
「何にでもそうだけど、全てが正しいとは限らない。特に社会人の取引においては、損得に関わる。うまく丸め込もうとしてくる場合もある。だからこそ、自分を守るためにも疑問を持つことが大切だ。納得できるまで承諾をしてはいけない。」というようなことを教わりました。
その後活きてきたこと
賃貸物件契約
その後の私はよく質問をするようになりました。
分からない点は、納得できるまで聞く。猶予があるときは自分で調べてみる。といったことをしました。
そのなかでこの教えが活きたことのひとつに「賃貸物件契約」がありました。
まさに契約を交わす場面でした。今までは、仲介会社の人の案内に「そういうものなのか」「はいはいとひとつ返事」でしたが、事前に色々調べたりして予備知識を得た状態だと、うまく丸め込まれていたんだなと感じました。

引越し業者
そして、引越し業者の引っ越し代についてもこの教えが活きています。
こちらも事前に色々調べ、費用を抑えることができました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

疑問を持って、自分事として考えろ
「疑う目を持て」という表現は少しマイナスな印象になるかと思いますが、要するに「疑問を持って、自分事として考えなさい」ということだったのかと思います。
「指示に従うだけ」「意思を持たない」「流れに身を任せ」ではいけないことを教わりました。
以前に紹介した欅坂46「サイレントマジョリティー」の歌詞の意味に気づけたのも、これを教わったからだと思っています。

まとめ
今回は、変わり者と言われていた1年で再度転職した中途入社の人から学んだ「疑う目を持て」についてまとめました。
私の人生に良い変化をもたらしたので、ひとつの考え方として紹介しました。
「疑う目を持て」という表現は少しマイナスな印象になるかと思いますが、要するに「疑問を持って、自分事として考えなさい」ということだったのかと思います。
「何にでもそうだけど、全てが正しいとは限らない。特に社会人の取引においては、損得に関わる。うまく丸め込もうとしてくる場合もある。だからこそ、自分を守るためにも疑問を持つことが大切だ。納得できるまで承諾をしてはいけない。」
という学びでした!ひとつの考え方として捉えてただけたらと思います。
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