はじめに
「新卒1年目の給与明細」から得た様々な項目をシリーズでまとめています!

第1弾の「健康保険」についてはこちら↓

第1弾の「厚生年金」についてはこちら↓

今回は第2弾ということで、「雇用保険」についてまとめていきます!
下画像の赤矢印と赤枠の部分です!


控除(源泉徴収)の項目にある毎月700円程度支払っているものです。
雇用保険
概要
「雇用保険」は、日本の「公的保障(社会保険)」のひとつである、「労働保険」のひとつです!
イメージ図をご覧ください。↓

「雇用保険」は、日本の「公的保障制度(社会保険)」のひとつである、「労働保険」のひとつというのがイメージできたと思います!
窓口は、公共職業安定所(ハローワーク)です。
「雇用保険」は、「労働者が失業した場合」に一定額の受給ができる「保険」です。
「失業給付」「再就職給付」の他に、ビジネススキルや資格取得の学習費用を一部負担してくれる「教育訓練給付金」や、育児や介護のために休業した場合に受給できる「育児・介護休業給付金」があります。
従業員を雇っている企業に加入が義務付けられ、保険料を会社と従業員で負担しています。
※別途、上図の「労災保険」も公的保障のひとつですが、保険料負担者が会社であり、個人では負担しないため、割愛します。簡単には、業務上のケガについての保険です。
雇用保険の仕組み
雇用保険は、職に就いている間に保険料を支払い、自己都合を含めて職を失ったときに一定期間一定の収入を補填してくれます。

この「失業手当」の受給資格は、離職前の2年間で、被保険者期間が1年以上あることが条件となります。
倒産や解雇などの失業理由であれば、それぞれ半分の期間で、離職前の1年間で、被保険者期間が半年以上あることが条件となります。
手当の額に関しては、5割から8割程度で、対象者の失業状況によって変わります。
メインは「失業手当」や「再就職給付」となりますが、「教育訓練給付」や「育児・介護休業給付」があります。
私も受給しました!
この失業保険ですが、実際に私も受給しました。これは自己都合の退職だとしても受給対象になります!
詳しくは別記事でまとめているので以下をご覧ください!
まとめ
給与明細から様々なものが控除(源泉徴収)されていると知り、「どういったものなのか」を知ろうということで「雇用保険」についてまとめました。
サラリーマンの「雇用保険」は、自己都合を含めて、失業した場合に一定額を補填する保険です。
「失業給付」「再就職給付」「教育訓練給付」「育児・介護休業給付」などに給付があります。
受給できる額の計算方法などについては、変動していくので、ハローワークのHPをご覧ください。
ハローワークHP:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_guide.html
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