はじめに
以前につみたてNISAでの資産運用(投資信託)を始めたことについて触れました。

今回は、
についてまとめていきます!
金融商品ってどんなものがある?
金融商品① 預金
え!?と思った人もいるかと思いますが、銀行預金も金融商品なんです!!
私も今までは、「お金を預けて、必要な時にATMから引き出す」という認識しかありませんでした(笑)

小さい頃は、お年玉でもらった1,000円札を預けて、引き出すときは全く同じ1,000円札が手元に戻ってくると思っていました(笑)名前書いたら名前書いたものが戻ってくるって感じです(笑)
でもよく考えたら、銀行も商売なのでそんな訳ありませんよね!
銀行は個人や会社から集めた資金を運用しています。
いわゆる金利(利子、利息)です!

小さいながらにも何かを貸したり、ジュース買うから100円貸してなんて言われたときは、「利子付きで」なんて言ってました(笑)無意識に触れていたんですね(笑)

前置きが長くなりましたが、国民のほぼ全員が持っているであろう「普通預金口座」に預けているお金は、私たちが、銀行に貸しているのです!
元本(預けた金額)が保証されていて、かつ、貸したお礼として、計算方法などの細かい部分はありますが、1年後に利子として+α分のお金がもらえます。
利子や金利として表現され、今の3大メガバンク(M三菱UFJ・Mみずほ・M三井住友)の普通預金利は、
年利0.001%
100万円預けて、1年後に10円増えます。。。
ATMで1回手数料を払ったらお礼が無くなってしまいますね。。。。
私の父母、祖父母世代にあった「バブル」時代の普通預金金利は、年利2%ほどあったと言われています。今の2000倍!!
100万円預けて、1年後に2万円増えます。
両親に「貯金しなさい、安心だから」的なことを言われた記憶がある人は多いんじゃないでしょうか?
「元本保証で、預けているだけで、預金額の2%が増える」
これを経験して、仕組みをいまいち理解できていなかったら、それはそう勧めますよね(笑)
銀行の普通預金は、元本保証で年利0.001%で運用する金融商品です!
預金もいわゆる投資の一種なんですね!
金融商品② 債権
債権:国や政府・地方公共団体、企業などが、資金を投資家などから借り入れるために発行する有価証券(読んで字のごとく、価値が有る証券)の一種です。
発行元によって、国債、地方債、金融債、社債という部類に分かれます。

細かい事項などありますが、
発行元は、銀行から資金を調達するより低い金利で資金を調達することができる。
買い手は、銀行に預けるより高い金利で運用できる。
購入時より売却時の価格が下がることもあるが、
株式よりもリスクリターンともに低く、堅実な投資ができると言われる。
金融商品③ 株式
株式:株式会社が資金を調達するために発行する有価証券(読んで字のごとく、価値が有る証券)の一種です。

例えば、「株式会社nのあしあと」が、500万円の資金を必要としていて、1株1,000円で100株単位での取引を設定した株券を発行する(5,000株)。
事業に期待した出資者が、
Aさん1,000株:100万円
Bさん1,500株:150万円
Cさん2,500株:250万円
Aさん、Bさん、Cさんは、「株式会社nのあしあと」の株主(オーナー)となり、
・経営に参加する権利
・配当を受け取る権利
などの権利が付与される。
「株式会社nのあしあと」は、事業で得た利益を株主に分配する。
これがいわゆる配当金(インカムゲイン)です。
そして、「株式会社nのあしあと」が成長していくにつれて、株価が上昇し、
1株1,500円の価値となった場合、
Aさん1,000株:100万円 ⇒ 150万円 (+50万円)
Bさん1,500株:150万円 ⇒ 225万円 (+75万円)
Cさん2,500株:250万円 ⇒ 375万円 (+125万円)
の価値となります。
ここで株式を売った際に、差額分の利益(キャピタルゲイン)が生まれる。
よくドラマなどで目にする、暗い部屋で1日中株の値動きを見て、買うタイミングと売るタイミングを計っているような人ですね!
ただし、株式は、期待して出資した会社がうまく成果が出せず、事業継続が困難となり倒産してしまった場合は、持っている株券はただの紙切れとなってしまいます。
Aさん100万円
Bさん150万円
Cさん250万円
が0円になってしまう。ということですね。。。
株式は、ハイリスク・ハイリターンといわれ、1年で0、半分、倍になる可能性があります。
ここにおいても、資産分散の考え方が重要になります。たまごのかごの話覚えているでしょうか?

500万円で1社の株式を持つのではなく、200万円はA社、150万円はB社、100万円はC社、50万円は銀行預金といったように「資産分散」することでリスク分散ができます。
金融商品③ 投資信託
投資信託:複数の投資家から少額の資金を集め、投資の専門家が債権、株式、不動産などに分散投資をして、その利益を投資家に分配する仕組みの金融商品です。
会社員や、専門としていない人がするべき商品なのかなと思います。
これだけで、投資の鉄則で話した資産分散ができる!のです!
私が7月から始めた「つみたてNISA」も投資信託の1種です!
投資信託は、ファンド(何の金融商品がどのように構成されているか)
を選ぶところから始まります!
(私がよく見ているリベ大の両学長https://liberaluni.com/は「お弁当の詰め合わせパック」と表現しています)
ファンドによって、手数料や値動きが異なるので、
自分が何を目的として投資をしていて、
どのくらいのリスクが取れるのかをもとにファンドを選ぶ必要があります!
また、投資信託には運用スタイルが2パターンあります。
日経平均やNYダウなど、ある指数に連動した運用成績を目指す。
日経平均やNYダウなど、ある指数に基づいてそれを上回る運用成績を目指す。
ここでは、インデックスファンド一択で、
投資の歴史の中で、常に指数を上回る成績を残すことはプロであっても難しいと言われています。
また、指数を上回る運用成績を目指しているかつ、人力となるので手数料が高く設定されています。
まとめ
実は、普通預金も金融商品で投資の1種だった!
個別の債権、株式は分散ができず、選択が難しい。また、株式など最少購入株数(単元)が決まっていて10万円や100万円の単位からしか購入できない(銘柄による)。
ディズニーランドで有名な「オリエンタルランド」の株は、一株あたり16,875円、最少購入単元数が100株からなので、16,875円×100株=168万円が必要となります。

投資信託は、ファンド(お弁当詰め合わせ)なので分散が効いている。
投資信託の中でも、「つみたてNISA」は
少額から始められ、非課税枠があるので私も始めています!
「つみたてNISA」については実践編ということで別記事としてまとめています!

コメント