世代を知ることで変化に対応する!○○世代のそれぞれの時代背景と特徴について

思考の学び

はじめに

少し前に話題になった「○○世代」という区分があります。

最近では、「ゆとり世代」という、豊かな人間性を育む目的で始まった「ゆとり教育」を受けた世代が大きな価値観の変化をもたらしらしたことから話題になったかと思います。

特に、2016年4月期の日本テレビ日曜ドラマで放送されていた「ゆとりですがなにか」にもあるように話題のひとつになりました。

画像出典:ゆとりですがなにかHPより

いわゆる、ゆとりのある教育を受けて生きた世代が社会人になることで社会にもたらす影響が重要視されていました。社会からしたらあまりいい印象はなく、「ゆとりモンスター」という表現もありました。

このような○○世代というのは調べてみるとたくさん存在します。

今回は、この各世代区分の時代背景や特徴をまとめ、知ることでこれからの思考になればと思います。

世代について

このような世代区分は、存命に絞っても細かく分けると20種類とも言われています(社会人の教科書より)。

ですが、よく言われる多くなく分としては「団塊世代」「バブル世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」の4つではないでしょうか。

世代年表

nippon.com記事では、戦後の世代年表を以下のように表しています。

画像出典:nippon.comi記事より

左側が出生年、右側が大卒での入社年となっています。

大枠の世代区分
  • 団塊世代:1945年頃~50年頃(約5年間)の生まれ【2020年で70~75歳】
  • バブル世代:1965年頃~70年頃(約5年間)の生まれ【2020年で50~55歳】
  • 氷河期世代:1970年頃~85年頃(約15年間)の生まれ【2020年で35~50歳】
  • ゆとり世代:1990年頃~2005年頃(約15年間)の生まれ【2020年で15~30歳】

※分かりやすいように5年刻みで表現しています。

20種類について

社会人の教科書記事を参考にまとめています。

細かい世代区分

老後世代

  • 大正世代:1910年頃~25年頃(約15年間)の生まれ【2020年で95~110歳】
  • 昭和一桁世代:1925年頃~35年頃(約10年間)の生まれ【2020年で85~95歳】
  • 焼け跡世代:1935年頃~45年頃(約10年間)の生まれ【2020年で75~85歳】
  • 団塊世代:1945年頃~50年頃(約5年間)の生まれ【2020年で70~75歳】

現役世代

  • しらけ世代:1959年頃~65年頃(約15年間)の生まれ【2020年で55~70歳】
  • バブル世代:1965年頃~70年頃(約5年間)の生まれ【2020年で50~55歳】
  • 氷河期世代:1970年頃~85年頃(約15年間)の生まれ【2020年で35~50歳】
  • プレッシャー世代:1985~90年頃(約5年間)の生まれ【2020年で30~35歳】
  • ゆとり世代:1990年頃~2005年頃(約15年間)の生まれ【2020年で15~30歳】

※社会で問題視されているので老後世代と現役世代に区分しています。
※分かりやすいように5年刻みで表現しています。

その他別名
  • 大正世代➡日本語世代
  • 焼け跡世代➡少国民世代・戦中生まれ世代・安保闘争世代・全共闘世代
  • バブル世代➡新人類世代
  • 氷河期世代➡団塊ジュニア世代・ポスト団塊ジュニア世代
  • ゆとり世代➡さとり世代・ミレニアル世代・Z世代

区切りには諸説あり、複数の表現が重なることもあるために20種類あると言われていることが分かります。

老後世代の区分と時代背景について

世代名:出生年(世代の期間)【2020年での年齢】で表記します。

大正世代:1910年頃~25年頃(約15年間)【95~110歳】

大正世代は、和暦の大正からきています。和暦では大正元年から大正15年に生まれた世代となります。

時代背景
  • 第一次世界大戦(1914年:大正3年)を経験
  • 関東大震災(1923年:大正12年)を経験
  • 産業の急発展
  • 大量の労働者を必要とした
  • 物価の急激な高騰

昭和一桁世代:1925年頃~35年頃(約10年間)【85~95歳】

昭和一桁世代は、文字通り和暦の昭和元年から昭和9年までの間で生まれた世代となります。

時代背景
  • 昭和金融恐慌(1927年:昭和2年)を経験
  • 世界恐慌(1929年:昭和4年)を経験
  • 犬養毅総理暗殺(1932年:昭和7年)
  • 不景気かつ混沌としていた

焼け跡世代:1935年頃~45年頃(約10年間)【75~85歳】

第二次世界大戦中(1939年~1945年)に幼少期と少年期を過ごしたことから焼け跡世代と言われているそうです。

時代背景
  • 軍事訓練を経験
  • 日中戦争(1937年~:昭和12年)を経験
  • 第二次世界大戦(1939年~:昭和14年)を経験
  • 広島・長崎に原子爆弾投下(1945年:昭和20年)
  • 終戦(1945年:昭和20年)
  • 戦争真っただ中で生まれた
  • 戦争による被害に苦しんだ
  • 19年間の高度経済成長期(1954年~73年:昭和29~48年)を担ってきた(20代30代)。

団塊世代:1945年頃~50年頃(約5年間)【70~75歳】

終戦後に生まれた世代で、第一次ベビーブーム期に生まれた世代となります。

終戦に伴って、結婚や出産が集中したこともあり、出生率が上がったと言われています。

また、2007年にこのボリューム世代が一斉に定年退職を迎えることから、労働者不足が懸念され「2007年問題」としても取り上げられました。

時代背景
  • 終戦後に生まれた
  • 終戦の影響もありベビーブーム期の生まれ
  • 日本では一番の人口ボリュームゾーン

現役世代の区分と時代背景と特徴について

世代名:出生年(世代の期間)【2020年での年齢】で表記します。

しらけ世代:1959年頃~65年頃(約15年間)【55~70歳】

学生が中心となって教育や政治、社会などに対して様々な主張を行った学生運動(~1960年)が終わりを迎えた頃にあたります。

学生運動を行っていた世代に比べ三無主義(無気力・無関心・無責任)と言われ「シラケる」が名前が由来となっているそうです。

ゆとり世代と似ているとも言われています。

時代背景
  • 学生運動が終わりを迎えたころ
  • 高度経済成長真っただ中
  • オリンピック景気(1962年~64年:昭和37~39年)
特徴
  • 政治に関心が薄い
  • 熱量が少ない
  • 外側から見る傍観者
  • 真面目が格好悪いという認識

バブル世代:1965年頃~70年頃(約5年間)【50~55歳】

バブル景気(1986年~91年:昭和61~平成3年)に就職を迎えた年代です。

時代背景
  • 高度経済成長期の後期
  • 公害問題が深刻な時代
  • 東京オリンピック(1964年)
特徴
  • 世渡り上手
  • 対外的な人当たりが柔らかい
  • コミュニケーション能力が高い
  • 対外的な評価を気にする
  • 比較をして見栄張りな傾向
  • 働く目的が生活の為から仕事そのものへ変化した世代
  • バブル後の不景気により少数精鋭の環境

バブル世代は、企業の大量採用により苦労せず入社し、さらに同期が多い。そのため、「社会の考え方と合わない」「自立心があまりない」「依存体質である」「会社の負担であるといわれている」など一部では「花の90年組」と皮肉をこめて呼ぶ者もいるようです。

また、一部の者が気性の激しいことから、会社内では部下に迷惑をかけるクラッシャー上司と呼ばれ、家庭では学校に不当なクレームをつけ、学校関係者に過度の負担を強い、ひいては他の生徒や保護者に迷惑をかけるという現象が社会問題となったことから、その者たちをモンスターペアレントが多い世代でもあるそうです。

Wikipedia参照

氷河期世代:1970年頃~85年頃(約15年間)【35~50歳】

バブル景気崩壊(1991年:平成3年)に就職を迎えた年代です。

この不景気は長く続き、「失われた時代」とも表現されます。景気の悪化に伴い、求人数も減少し、就職氷河期にあたります。

またその他、「団塊ジュニア世代」などとも言われ、団塊世代の子の世代となります。

時代背景
  • 2度のオイルショック(1973年:昭和48年、1979年:昭和54年)
  • 戦後初のマイナス成長(1974年:昭和49年)で高度経済成長の幕切れ
特徴
  • 危機意識が強い
  • 安定志向(リスクを避ける)
  • 氷河期ながら雇ってくれてた企業に忠誠
  • 厳しい環境で生きてきた自負

プレッシャー世代:1985~90年頃(約5年間)【30~35歳】

氷河期世代とゆとり世代の間の世代であり、景気の回復見込みから氷河期が終わり、周囲から期待されたことでプレッシャーを強く受けた世代であることからプレッシャー世代と呼ばれています。

時代背景
  • バブル景気で生まれる
  • その後は不景気入り
  • 消費税導入(1989年:昭和64年)
特徴
  • 現実的
  • プレッシャーに強い
  • 打たれ強い
  • 優秀な人が多い

ゆとり世代:1990年頃~2005年頃(約15年間)【15~30歳】

わたしもこのゆとり世代です。教育方針の変革時に、小中学校の義務教育を受けた世代となります

本来義務教育で習うものだった科目や内容を一部削除し、完全週休2日制にし、個性に目を向ける教育を受けてきました。

時代背景
  • 政治体制の混乱
  • 経済停滞
  • 金融機関の破綻、合併統合
特徴
  • 低学力
  • 逸脱した価値観
  • 自由な考え
  • プライベート重視
  • モノからコトの消費へ
  • SNSなど繋がりを大切にする

生きてきた時代によって人それぞれ

このように社会には、生きてきた時代や受けてきた教育によって様々な価値観や考えの人が混在しています。

特に、社会に出るまでは、同世代の枠組のなかで生活していますが、社会に出ると3.4世代違う人たちが多くいます。

世代が違えば、価値観や考え方も大きく異なります。この変化に以下に柔軟に対応できるかが、ストレスなく生活できる方法かと思います。

電子機器などもそうですよね?2021年で俺の時はこうだったと肩掛けの電話機を持っていてもどうしようのありません。

画像出典:KDDI記事より

時代の変化、世代の変化を受け入れて、柔軟に対応していくしかないのです。

また、「当たり前」というのも人それぞれです。時代背景や受けてきた教育やその人の価値観を大切に、そういう付き合い方がお互いにとって心地が良いのかを考えていく必要があります!

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はじめに新年度となり、新しい環境になる人が多いと思います。そのうちのひとつが新入社員。新しい環境になる中でも、学生から社会人への変化ということで一番大きな変化かと思います。私は3年前に学生から社会人への変化を経験しました。その時の経験と、文

まとめ

今回は、○○世代についてそれぞれまとめました。また、時代背景や特徴を理解して、変化に対応していくことについて触れました。

時代は常に変化し、その環境によって様々な価値観や考えの人がいます。一概に「ゆとりだから」「就職氷河期だから」「バブル期だから」という偏見で決めつけず、特徴や価値観を理解して変化していく、またはお互いにとって心地が良い距離感や接し方ができれば、より良い人生になるかと思います!

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