目次
はじめに
今回は、私の経験から高校の部活動での「チームスポーツの教え」を3つ紹介します。内容はタイトルにもあるように「個の力」「集団の力」「集団意識」についてをまとめていきます。
世の中の多くの人が会社という組織や部署というチームに所属していることかと思います。またプライベートでも家族や趣味仲間といったように誰かと居ることが多いと思います。
そんな誰にも当てはまる教えにもなっているので、ひとつの考え方として参考にしてみてください!
また、過去記事では部活動の学びとして違った内容でまとめていますので、そちらもご覧ください!



ちなみに私の高校時代の部活動は「野球部」でした。今では主流化と思いますが「考えた野球」として頭を使った野球をしていました。その中で、理論や思考などの学びが多く、ひとつのテーマとしています。
個の力について
「個の力」の教え
まずは、チームを形成するひとりひとりの個についてです。個が強ければチームも強くなりやすいことは容易に想像できるかと思います。そんな個の力についての教えは以下です。
集団でいるときにできて、一人になったときにできない人でできたチームは弱い。
ひとりひとりが確立し、それが繋がったチームが強いチーム。
よくある例
- ユニホームを着てチームとしているときは、気持ちが入って規律に沿った行動ができるのに、解散して家路につくときは一人になって緩んでしまい乱れてしまう。
- 身内だけでいるとき(ホーム)は発言できるけど、身内がいない場(アウェイ)では発言できなくなる。
このように、集団や身内でいるときにはできて、そこから離れるとできなくなる人は多いと思います。気持ちの緩みも人間であるから仕方のないことかもしれませんが、勝負の世界ではその個の力が大きく影響してきます。
集団の力について
「集団の力」の教え
上記の個々が集まってチームとなります。強い個が集まっても、集団として強くなるかはまた別の話になります。そんな集団の力の教えは以下です。
チーム・集団の力は「和」ではなく「積」。
0の奴がいたら0になる。マイナスの奴がいたらマイナスになる。ひとつ積の性質と違うことは、マイナスの数が偶数だったらプラスになるという性質は存在しない。
集団の力は、足し算的ではなく掛け算的に大きくなるので、個の力が大きくなれば大きくなるほど、またそれが多ければ多いほど、集団の力は大きくなる。ということです。
ただし、悪影響をもたらす0またはマイナスのスパイのような存在がいると、たちまち力を失うことを表しています。実際に0やマイナスということはないかと思いますが、大きく足を引っ張る存在になることは確かです。
よくある例
- 部活では、「きつい練習はやりたくない」「休憩ばかりを求める」「やる気がない」といった部員は、大きく集団の足を引っ張ります。
- 会社では、「本質ではない無駄なことに口出しする」「結論が出ない会議を長々続けようとする」といった社員は、大きく集団の足を引っ張ります。
ちなみに、私がよく拝見しているリベラルアーツ大学の両学長のYoutubeでは「会社を破壊するスパイ」という動画がありました。ここでは第2次世界大戦中のアメリカ諜報機関が作った、敵組織の生産性を低下させる「サボタージュマニュアル」について紹介されています。
集団意識について
集団意識の教え
このように「個の力」と「集団の力」がどのように成り立つかを意識した上での「集団意識」についてです。そんな集団意識の教えは以下です。
チーム・集団・組織であるということは、1人も勝手な行動は許されない。その勝手が全員の時間を止め、奪う。
先ほどの0の行動やマイナスの行動と似かよいますが、そのような行動は全員の時間を止めて奪うことになります。だからこそ勝手な行動や目指す方向に背けた行動は許されないという教えです。
だから経営理念や方針があって面接がある
このように会社は組織・集団であるので集団の力を高めるために、経営理念や方針があって、面接があります。

過去記事での特殊な面接においても、そのような力がある人材を必要としていたり、似た価値観を持った人材を見極めています。
だからこそ「経営理念に共感した」という志望動機が思い浮かぶかと思いますが、その先にある会社が求めていることを面接でアピールできれば、採用確率もグッと上がることと思います。
まとめ
今回は、私の経験から高校の部活動での「チームスポーツの教え」を3つ紹介しました。
集団でいるときにできて、一人になったときにできない人でできたチームは弱い。
ひとりひとりが確立し、それが繋がったチームが強いチーム。
チーム・集団の力は「和」ではなく「積」。
0の奴がいたら0になる。マイナスの奴がいたらマイナスになる。ひとつ積の性質と違うことは、マイナスの数が偶数だったらプラスになるという性質は存在しない。
チーム・集団・組織であるということは、1人も勝手な行動は許されない。その勝手が全員の時間を止め、奪う。
世の中の多くの人が会社という組織や部署というチームに所属していることかと思います。またプライベートでも家族や趣味仲間といったように誰かと居ることが多いと思います。
そんな誰にも当てはまる教えにもなっているので、ひとつの考え方として参考にしてみてください!
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