目次
はじめに
家計管理において必須になってくる「家計簿」ですが、まずは書店などで売っている「手書き家計簿」から始める人が多いのではないでしょうか?
- 紙媒体のノート形式
- 項目ごとに日次、月次、年次でまとめる
- 集計は電卓をたたいて集計
このような「手書き家計簿」ですが、1年間頑張って続けた私の彼女の「手書き家計簿」をもとに悲しい末路と、どう管理するのが良いかをテーマにまとめていきます!
1年間続けた家計簿
使用していた家計簿
使用していた家計簿は、生活雑貨店「ロフト」で購入したスヌーピーの家計簿です。

書き方は以下のように、「日々の記録」で見開き2ページ、「1カ月の収入と支出と繰越のまとめ」で1ページ、「クレジットカード利用控え」で1ページの計4ページで1カ月が構成されていました。

実際の家計簿
とあるひと月のまとめを抜粋します。左ページに「今月のまとめ」、右ページに「クレジットカード利用控え」となっています。
色分けや基本的な支出項目がそろっていて分かりやすいと思います!

これを1年間継続して、できた年間収支がこちらです。

一番右側の年間合計をご覧ください。
毎月の繰越も合計しているので間違えていますが、
収入が約250万円
支出が約240万円(固定費約120万円、変動費約120万円)
残高が約 10万円
といった年間収支でした。
成果と悲しい末路
成果について
このように手書き家計簿を1年間続けた結果がここには記されています。
1年間継続してきた家計簿の成果ついては、本人もなんとなくの感覚がついたことや、1年の収支を見返せることで今後の指標になるかと思います。
- 本人の家計管理の意識・能力
- 本人のなんとなくの感覚値が身につく
- 1年間の支出の振り返りができる
- 今後の指標になる
悲しい末路
では、この悲しい末路とは何なのか?
本人の性格にもよりますが、ひと月のページができるのにトータルで2時間程度かかっていました(時間面)。
なぜかボールペンで書くことがこだわりだったようで、間違えると修正テープで修正するという繰り返しをしていました(修正の手間)。
さらに集計が合わないなんてこともよくあり、ひと月のページができるのにトータルで2時間程度かかっていました(集計の手間)。
最後の年間収支も差異0で合っているかどうかは定かではない。とのことでした。
そしてこの集計の手間が厄介で、いろいろと細かい項目に分けたほうが「良い家計簿」のような気がしますよね?なので細かく分類するのですが、電卓をたたく回数が多くなるので集計が合わない可能性が増えてしまいます。
- 間違え修正が手間(シャープペンでも)
- 集計が手間
- 最終的になんとなくな計簿になる
つまり、要した時間と手間に対しての完成度が割に合わないかなと思います。
家計簿で必要なのは?
ここで、初心に返ってなぜ家計簿をつけるのか?を考えてみましょう!
それぞれ考えがあるかと思いますが、私は「最低限生活するのにはいくら必要か?」「ちょっとゆとりを持った生活をするには何にいくら欲しいか」「贅沢な暮らしをするにはどのくらいかかるか」が見える指標となり、「そのためにどうするか」を考えるためにつけるものだと思います。
- 最低限生活するのにはいくら必要かを把握する
- ちょっとゆとりを持った生活をするには何にいくら欲しいかを考える
- 贅沢な暮らしをするにはどのくらいかかるかを考える
- そのためにどうするかを考える
そのためにどうするかというのは、固定費削減や節約、収入アップなどの方法を考えるということです。
つまり、ある程度のジャンル分けと年間(ひと月)の金額を把握することが家計簿をつける理由だと思います。
方法のひとつである節約や固定費削減は過去記事をご覧ください。


手書きではなく、機械に頼れ!
ではどうすればよいかというのは、手書きの家計簿ではなく、アプリやExcelで管理をしよう!ということになります!
「手書き家計簿」、「アプリ家計簿」、「Excel家計簿」どれを使っても年間のジャンル別の収支は出てきます。なので、手間のかかる手書きの家計簿はオススメしないということです!※私の彼女が1年間継続して取り組んだ事例も踏まえて。
オススメは、アプリ家計簿ならマネーフォワードミー、Excel家計簿なら自作(今回はテンプレートを用意しました!)でsum関数のみで簡単な家計簿を作ることができます!
家計簿①マネーフォワードミーで管理
アプリで管理する場合は、マネーフォワードミーをオススメします!

マネーフォワードミーは、銀行口座やクレジットカードと連携をすることで、それぞれの入出金が自動的に記録されていき、管理画面で分かりやすく表示されます!
過去1年分の閲覧と10件の連携であれば無料で使うことができます(以下会員比較参照)。

こちらは、マネーフォワードミー公式のYoutubeとなります。
●連携した銀行やカードから利用明細を自動取得

●ジャンルは自動で分類(変更もでき以降は変更内容が適応される)

●現金利用はレシート撮影で記録可能

※画像はすべて前述公式のYoutube動画より引用
家計簿②Excelで管理
Excelで管理は、自分で見やすいよう管理しやすいようにカスタマイズができます!
sum関数ができれば、だれでも簡単に計算できるのでオススメです!
参考までにテンプレートを用意しました!ダウンロードしてそのまま使うなりアレンジするなりしてお使いください。不都合等あれば、コメント宜しくお願い致します。

冒頭で触れたスヌーピーの家計簿を真似て作成しました。オレンジ色のセルに3枠ジャンル予備欄を設けています。
まとめ
今回は、手書きの家計簿をつけて1年間を振り返って、家計簿はアプリやExcelで管理しよう!ということについてまとめました。
家計簿をつける理由は、以下(私の考え)。
- 最低限生活するのにはいくら必要かを把握する
- ちょっとゆとりを持った生活をするには何にいくら欲しいかを考える
- 贅沢な暮らしをするにはどのくらいかかるかを考える
- そのためにどうするかを考える
また、「手書き家計簿」「アプリ家計簿」「Excel家計簿」がありますが、いずれもこの理由を満たすことはできます!
なので、デメリットが多い「手書き家計簿」ではなく、簡単で管理もしやすい「アプリ家計簿」か「Excel家計簿」を使いましょう!
- 間違え修正が手間(シャープペンでも)
- 集計が手間
- 最終的になんとなくな計簿になる
「目的地にどういう手段で行くか」ということについてのテーマでした!
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