目次
はじめに
今回は、タイトルにあるように「ゴルゴ松本さんの言葉」のテーマです。
ひとつの人生観としてご紹介していきます!
ゴルゴ松本さんは、日本のお笑い芸人であり、漢字研究家です(wikipediaより)。
特別番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」のリアル野球BANでの印象が一番大きいかと思います。

写真の前列一番左がゴルゴ松本さんです。
私は5年ほど前の特集で知った「少年院での命の授業」で関心を持ちました。話題になったのでこの印象がある方も多いかと思います。
今回は、この「命の授業」に関してまとめていきます。
ゴルゴ松本さんについて
簡単な経歴
まずは、ゴルゴ松本さんの簡単な経歴をまとめました(wikipedia参照)。
●1967年4月生まれ(2021年3月現在で53歳)
●埼玉県深谷市出身
●高校時代は埼玉県熊谷商業高校で甲子園出場を果たす
●1994年から芸能活動をはじめ、レット吉田さんとのコンビTIMのボケ担当
●代表的なギャグに体で字体を表現した「命」がある
●同期は、ロンドンブーツ1号2号さん、有吉弘行さん、小藪一豊さん、設楽統さん、など
●2011年からボランティアで、少年院での「命の授業」の活動を始める
●2015年上記ボランティア活動をまとめた著書「あっ!命の授業」を出版
お笑いの活動で、ボケやギャグの印象が強いですが、「漢字」や「言葉」の凄さについて研究するなど真面目な部分もあり、「命の授業」は熱量を感じ、心が動かされました。
実際の少年院での「命の授業」の特集はこちらからご覧ください(Youtube検索)。
「命の授業」のきっかけ
上記簡単な経歴にある「2011年からボランティアで、少年院での「命の授業」の活動を始める」についてです。
20年ほど前の「ゴルゴ塾」が始まりで、その後ブログで発信するようになり、2011年のボランティア活動と繋がっていったそうです(著書より)。
著書でも、冒頭に「同じモノやコトも角度を変えて見ると、違ったコトやモノに見えて、面白いですよ。」と記していました。
そのひとつがゴルゴ松本さんの中で「漢字」や「言葉」だったのです。
「命の授業」について
五十音は「愛」で始まり「恩」で終わる
日本語の五十音は「あいうえお」といったように「あい」=「愛」から始まります。
両親が「愛」で結ばれ、「愛」に包まれて、私たちが生まれているのです。
そして「わをん」といったように「をん」=「恩」で終わります。
最後は、一生に感謝し、「恩」をもって一生を終えます。
このように、日本語を構成する「五十音の並び」と「言葉」には奥深さを感じます。
「夢」の話
小さいころは、「プロスポーツ選手」や「芸能人」など華やかな「夢」がどんどん出てきます。
この「夢」を実現する人もいれば、実現できない人、方向を変える人がいます。

この違いはどこにあるのか?もちろん努力や信じ続けて行動するといった要素があります。

「命の授業」では以下のように見ます。
「夢」を目指すとき、「壁」は必ずやってきます。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
そんな時、私たちは様々なことを口にします。良い事(プラスなこと)も悪い事(マイナスなこと)も。様々なことを吐いているのです。

そして、「夢」を実現する人は、行動が変わってきます。どのように変わってくるかというと、悪い事(マイナスなこと)つまり愚痴や諦めを口にしなくなっていきます。そして良い事(プラスなこと)つまりどうしたら成功するかなどを口にするようになります。
すると漢字はこのように変化します。

「叶う」という漢字になります。
「夢が叶う」人たちは、こうして様々な良い事(プラスなこと)を口にするようになり、悪い事(マイナスなこと)を取り払っていき「叶」えていくのです。
「ありがとう」の話
これは、私が一番好きな話です。
世の中には、人生には、「災い」「苦しい」「困った」など様々な嫌なこと「難」があります(災難、苦難、困難)。
このようなことが起きない人生を「難が無い」と書いて「無難な人生」と言ったりします。
「俺、私は無難な人生だ」と思う人もいると思います。ですが、人と比較したら「無難」かもしれませんが、誰しも「苦難」「困難」「災難」を乗り越える経験が一度はあったと思います。つまり「無難な人生」を歩む人はいません。
人は皆、「難が有る人生」を過ごしています。「難」は嫌なことではありますが、「有難い人生」なのです。
そして、感謝する際に「ありがとう」と言いますよね?これも「有ることが難しいから有難う」というのです。それだけ尊い言葉が「ありがとう」なのです。
「命」の話
ゴルゴ松本さんの有名なギャグ「命」
これは、1997年の新年に駅のホームで秩父山を目にしたときに「命」の文字が浮かび上がったそうです。
この「命」は、分解すると「人」「一」「叩」となります。

それは、「心臓の鼓動」です。この一叩きの連続が「命」なのです。
まとめ
今回は、ゴルゴ松本さんから「漢字」と「言葉」についてまとめました。
ゴルゴ松本さんは、日本のお笑い芸人兼漢字研究家で、お笑い芸人としてボケ担当の一面を持ちつつ、「漢字」や「言葉」の凄さを研究しています。
この「漢字」や「言葉」を取り扱ったボランティアから「命の授業」が話題になり、書籍「あっ!命の授業」を出版しています。
「漢字」や「言葉」の意味や成り立ちはもちろん、先人たちの考えとしても取り上げていて、日本人の凄さも感じます。
今回はその中から、4つ取り上げて紹介しました。
●五十音は「愛」で始まり「恩」で終わる
●「夢」の話
●「ありがとう」の話
●「命」の話
書籍では、「気」や「心」といった精神的な面や、「喜怒哀楽」といった感情的な面についても「漢字」と「言葉」の面から解説しています。
「同じモノやコトも角度を変えて見ると、違ったコトやモノに見えて、面白いですよ。」のように、日本に生まれ、漢字とひらがなで成り立つ言語を使っているからこそ、その意味を考えて過ごせることで、もっと良い人生を過ごせると思います!
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