Youtube大学「安いニッポン」より、経済を学ぶ!日本経済と世界経済について

あしあと

はじめに

今回は、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが運営するYoutubeチャンネル「中田敦彦のYoutube大学」より「【安いニッポン①】年収1400万円は低所得?価格が示す停滞(Cheap Japan)」と続編「【安いニッポン②】土地も人材も海外に買われていく日本(Cheap Japan)」の2本の動画から、経済の学びと日本経済と世界経済についてのテーマでまとめていきます。

私個人の理解の範囲でもありますが、経済って何?について理解が深まった内容だったのでテーマとしました。

https://www.youtube.com/watch?v=Zxg8L7Nka1gより
https://www.youtube.com/watch?v=fNx9wDmY1vEより

そして動画内では、出典として、日本経済新聞出版・中藤玲さん著『安いニッポン「価格」が示す停滞』という著書が紹介されていました。

中田敦彦さんについて

本ブログでは、以前に中田敦彦さんの名言について取り上げています。

【優れるな、異なれ】中田敦彦さんプレゼン「才能の見つけ方論」について
はじめに今回は、ひとつの人生観についてまとめていきます。出典はこちら●TV番組「俺の持論」●プレゼンター「中田敦彦さん」●プレゼン内容「才能の見つけ方論」出典は、2017年10月から2018年3月までテレビ朝日で放送されていた「俺の持論」と

こちらでも簡単に経歴についてまとめていますが、改めて簡単にまとめます。

中田敦彦さんは、お笑いコンビ・オリエンタルラジオとしてお笑い芸人としての肩書が一般的な印象かと思います。ですが、近年のメインとしては教育系Youtuberとして「中田敦彦のYoutube大学」が主な活躍のフィールドかと思います。また会員制のオンラインコミュニティ「PROGRESS」の運営など活躍の幅は多岐にわたります。

今回は、教育系Youtuberとしての「中田敦彦のYoutube大学」での動画より進めていきます。

「安いニッポン①」動画について

動画の構成

動画は「安いニッポン①」と「安いニッポン②」の2つの動画から成り立っています。

中田敦彦さんのYoutube大学をよく見ている方にはお馴染みですが、本1冊やテーマ1本をホワイトボード1枚に要約して、分析力・プレゼンテーション力でコンテンツを作られています。

そんな今回のテーマにおけるホワイトボード1枚の要約がこちらです。

動画をもとに作成

順にまとめていきます。

冒頭について

まず、冒頭では著書『安いニッポン「価格」が示す停滞』の紹介をした後に、「停滞」「安い」というワードから、日本が長期にわたってデフレ状態と言われている「デフレ」って一体何なんだ?良いの悪いの?という疑問を掲げてから本題に入りました。

言葉のみを説明すると、「インフレ⇔デフレ」という相対関係にある「お金の価値とモノの価値」の推移を表す言葉です。

継続的にモノの価値が上がる(モノの値段が高くなっていく)ことをインフレ
継続的にモノの価値が下がる(モノの値段が安くなっていく)ことをデフレ

といいます。現在の日本は2013年よりインフレ率2%(毎年2%ずつモノの値段が上がっていく)を掲げていますが、未達の状態が続いています。(朝日新聞デジタルより)

総務省統計局より

このように日本は長期にわたりデフレ状態(需要不足/供給過剰)が続いています。

①安い物価

安い物価の事例

動画では、①安い物価の事例として3点ピックアップしていました。

ダイソー

2021年3月にシンガポールに移住した中田敦彦さんとそのご家族ですが、お買い物のエピソードで100円ショップのダイソーが取り上げられていました。シンガポールのダイソーでは日本円で約200円だそうです。これはシンガポールだけでなく台湾やタイも約200円程度で、日本だけが安いそうです。

ディズニー

日本でも、どんどんと値上げされているディズニーのチケットですが、2021年5月現在で8,900円。調べてみると約40年間で5,000円の値上げをしています。

ですが、海外のディズニーと比較すると日本が一番安いチケット料金になっています。(2021年2月更新の情報ですが以下のようになります。)

訪日ラボ記事より

ガリガリ君

2016年に、氷菓のガリガリ君を製造販売する赤城乳業が、10円の値上げをするCMが話題になりました。そのCMが、昭和のアーティスト高田渡さんの曲「値上げ」をBGMに、社長を含め赤城乳業の社員さんが出演して10円の値上げにお辞儀をする内容でした。

ここで、動画ではひとつポイントを指摘していました。

POINT

100円ショップダイソーが展開されてから約30年、ガリガリ君が60円だった約25年の背景。

ここ30年間くらい日本では「物価は基本的に上がらないものだ」という国だった。

そのような経済であったのが日本だけで、海外諸国は物価が上がり続けていました。

ですが、ここまでで「安くて質の良いものが流通している日本は素晴らしい」という考えになるかと思います。

実際に2020年2021年に実施された「物価が安いことを日本人は歓迎しているかどうかのアンケート」では、「どちらでもない➡半数」で「いいと思う」が「良くないと思う」に対して1.5倍多いという結果が紹介されていました。

ですが、この物価が安い=いいと思う」という認識が日本の問題点であるという動画であるとまとめていました。

②安い給料

「①安い物価」に加えて「②安い給料」であることについてです。

安い給料の例

港区vsサンフランシスコ

アメリカのサンフランシスコは、ここ数十年で、一流企業・一流人材が生産性を高めて利益を生み出し、相当の物価上昇が起きたそうです。その結果、サンフランシスコにおける年収1400万円は低所得層に分類されました。ちなみに、日本で最も富裕層の街と言われている港区の平均年収が1200万円ということで、サンフランシスコでは低所得に分類されます。

大卒1年目の平均年収

大卒1年目の平均年収では、アメリカ600万円台、ドイツ500万円台に対して日本は約250万円。

実質賃金

日本では、実質賃金(物価に対しての給料)が30年間下がり続けていると言います。物価は横ばい、給料は若干低下の状況で、あるため実質的には低下していることとなります。

ここが変?日本の働き方×転職活動について考える
はじめに今回の記事は、「両学長リベラルアーツ大学」を参照してまとめています。両学長リベラルアーツ大学より:ここが変だよ日本の働き方また、動画内では、「著者:橘玲さん」「書籍:働き方2.0 vs 4.0 不合理な会社人生から自由になれる」を参

ここまでで分かること

日本は、安い物価で安い給料。

一方の海外諸国では、高い物価で高い給料。

これだけ考えれば、さほど問題ない(変わらない)かと思いますよね?動画では以下のように問いかけています。

どっちがいい?
テロップをもとに作成

これが、今回の学びのキーとなるポイントです!

国内だけであればさほど問題ない

上記の「物価上昇⇧給料上昇⇧の国」と「物価下降⇩給料下降⇩の国(横ばいも含む)」のどちらが良いかにおいては、国内だけであれば、さほど問題ないとされています。給料2倍だけど物価も2倍であれば、どちらの国でも変わりませんよね?

ですがこれが、海外視点で見るとどう映るでしょう?

給料水準が高い海外諸国の人は、物価水準が安い日本を買うようになります。ここから「③買われる日本」「④未来と対策」に繋がっていきます。

「安いニッポン②」動画について

③買われるニッポン

例えば、近年における商品や観光も買われるニッポンの光景のひとつです。

中国人の爆買い

「中国人の爆買い」が少し前に話題になりました。

「日本に来て良質なものをたくさん買っている中国人」ではないのです。「日本の方が安いからたくさん買っていた」のです。

訪日外国人

いわゆる「インバウンド旅行客」です。

これも日本が美しい国という面はもちろんありますが、安いからという側面もあるのです。

動画内ではイギリスの旅行誌に掲載されている日本旅行の紹介文について触れられていました。

「日本は、ここ数十年に渡る景気低迷のおかげで、旅行者にとって魅力的な国になった」と書かれているそうです。

このように商品や観光でとどまれば国内経済に潤いを与えてくれます。ですが買われていくのは、買って欲しいものだけではなくなっていきます。

それがホワイトボードにある「土地」「人材」「企業」です。

動画ではそれぞれについて以下の例が挙げられています。

  • 土地:北海道ニセコ➡良質な雪、スキー
  • 人材:アニメ業界➡NETFLIX

④未来と対策

日本にある様々なものが海外諸国に買われていくと、良質なモノ、優秀な人材、魅力的な土地、スゴイ企業が海外諸国に流れていきます。要するにお金を持っている海外諸国に買われていくのです。となると、日本国民は手出しができないモノになっていく可能性があると著書・動画ではイメージされています。

※極端な未来、思考かもしれません。またデフレを分かりやすく説明するための表現でもあります。

対策について
  • 適正価格:値上げに対して、企業も消費者も寛容になるべき
  • 人的投資:人材育成、教育、スキルにお金をかけていくべき

海外諸国と比較して日本の資源が割安にならないように、買われていかないようにしないといけません。また、「物価が上がらない⇔賃金が上がらない」という「鶏が先か、卵が先か」的な問題がありますが、先行投資や自己投資で戦っていける能力を身に着ける必要があるのかと思います。

デフレを脱却しないといけない!

では、ここまでまとめてきて、冒頭にあげた「デフレって良いの悪いの?」については、世界全体がデフレであれば問題ないが、海外諸国と比較してデフレである日本は、割安になってしまっている。つまり、世界水準で見るとデフレで低迷している日本は海外諸国に買われてしまう危険性があるので「悪い状態」と言えるかと思います。

そのため「デフレ脱却」を目指した動きや認識が必要となります。

まとめ

今回は、「中田敦彦のYoutube大学」より「【安いニッポン①】年収1400万円は低所得?価格が示す停滞(Cheap Japan)」と続編「【安いニッポン②】土地も人材も海外に買われていく日本(Cheap Japan)」の2本の動画から、経済の学び日本経済と世界経済についてのテーマでまとめました。

https://www.youtube.com/watch?v=Zxg8L7Nka1gより
https://www.youtube.com/watch?v=fNx9wDmY1vEより

動画での参考書籍は『安いニッポン「価格」が示す停滞』。

今の日本の状態「安い物価・安い給料」のデフレ状態をまとめた後、日本経済と世界経済の観点から「買われるニッポン」についてまとめました。

日本の状態「安い物価・安い給料」のデフレ状態は、安価で良質という認識に収まっていてはいけません!「物価上昇・給料上昇」トレンドの海外諸国から見たときに、安い国になってしまうからです。

経済は売買で回っています。買われるだけにならないためにも、しっかりとした認識や知識が必要だと感じた内容でした!

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