新卒社会人1年目の年間給与明細公開!給与明細の見方を解説

お金の学び

はじめに

2018年4月、4年間の人生の夏休み(大学生活)を終え、都内の一般企業に就職をしました!

2021年1月現在は3年目で、4月に4年目となります。

私事ですが、2月末で3年務めた会社を退職する決断をしました。

なので今回は、1年目の給与明細を公開し、「お金についての学び」として取り上げたいと思います!

新卒社会人1年目の年間給与明細

早速ですが、毎月の給与明細をExcel勉強も兼ねて記録、管理していたので公開します!

ジャン!!!

詳細はこんな感じ↓

こんな感じでした!

1年間

収入約330万円(内ボーナス24万円)

保険料や住居費など約70万円が引かれ、

手元に約260万円が残ったといった具合でした。

尚、源泉徴収(算定期間は1月から12月)ベースでは、

収入約240万円

保険料や住居費など約50万円

手取り約190万円といった感じでした。

厚生労働省の統計では、大卒男性の初任給は20万円程度:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/19/01.html

単純に12カ月掛けると年収で240万円程度。

プラス残業代やボーナスで300万円程度といったところが大多数でしょうか?

ものすごく平均値みたいなケースだと思われます(笑)

また、私の会社の給与支払基準は、固定分は「当月締め当月25日払い」残業代など変動分は「当月締め翌25日払い」でした。

この給与支払い基準によっては、4月の収入が0という会社もあります。

ボーナスに関しては、私の会社の場合ですが、一般社員に支払われる夏季賞与と冬季賞与(一般社員と管理職が存在している。役職が付くと管理職でした。)前年度の業績によって支払われる決算賞与がありました。

なので、1年目のボーナスは、夏季賞与(対象期間が12月―5月の為2か月分)と冬季賞与(対象期間が6月ー11月の為6か月分)が支給されています。

別の会社に就職した友人は、「1年目で4カ月分もらった」と言っていたので、会社によってボーナスの構成は変わります。

給与明細から考えるべきポイント

残業代って時間単価いくらなの?

まずは、収入面です。

基本給とその他固定手当は、定時での働きによって得られる収入です。

それ以外で収入面を増やすには、残業代があります。

自分の定時以降の時間単価はいくらなのか?」きちんと把握しておく必要があるでしょう!

私の場合は、基本時間で1,766円でした。

裁量権が有れば、自分の時間の価値と残業した場合の時間単価を考えて、決められると思いますが、1年目は上司や先輩の指導の元で仕事をするので、残業時間のコントロールは難しいかもしれません。

毎月引かれている控除って何?

Excel画像の47行目「総控除

これは、支給合計から引かれるもの社会人の経費みたいなものです。

まずは分かりやすいところから解決していきましょう!

●寮費・社宅費

住居費です。会社負担で指定の物件に住むことができました。

個人の実費負担は社宅で17,000円と寮で20,000円だったので、給与天引きされていました。

●食費・お弁当代

会社で頼んでいた昼食代です。

●その他細かい控除

互助会や持株会

健康保険

明細からわかることは、5月から総支給の6~7%程度が引かれていている。ということです。

では、この健康保険とは何なのでしょうか?

保険証をもって、医者や病院にかかったとき、支払額は何割かご存じでしょうか?

答えは3割です!(原則3割・自己負担額に上限がある)

カッコ内の「自己負担には上限がある」についてですが、「高額医療費制度」というものがあります。

仮に大きなケガや病気をして100万円の費用がかかったとします。

支払額は、先ほど説明した3割ということで30万円と計算できます。

ですが、この高額医療費制度で実際は10万円程度の支払いで済みます。

細かい計算は以下のようになります。(70歳未満の表)

全国健康保険協会より:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/

所得区分欄の「標準報酬月額」は、4~6月の平均収入額です。

また、総支給に対して6~7%の健康保険料を払っています。

会社員はこの健康保険料を、会社と労使折半をしています。

労使折半とは、会社と個人で半分ずつ負担している。ということです。

つまり、私の健康保険料は本来収入の15%程度なのですが、うち半分を会社が負担してくれています。

「健康保険」について別途まとめています↓

サラリーマン健康保険って何??新卒社会人に向けて分かりやすく解説
はじめに先日公開した、私の「新卒1年目の給与明細」収入面と控除面をみて、「何にいくら支払っていて、どういったものなのか」を考えよう!といったテーマでまとめました。記事はこちら↓ここでは概要しか触れていないので、それぞれどういったものなのか、

厚生年金

続いて「厚生年金」です。

こちらも5月から総支給の12%程度が引かれています。

では、厚生年金とは何か?いわゆる老後に支払われる年金です!

日本の年金制度はよく「2階建ての年金」と言われます。

日本年金機構より:https://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/20140710.html

年金制度については、年齢列人口推移からわかるように、改悪されています。

現役世代が支払っている年金が将来支払われるのではなく、今現在、受給世代に流れています。(賦課方式と言います)

厚生労働省より:https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/finance/finance02.html

このようなイラストを目にしたことがあるのではないでしょうか?

日本は「少子高齢化」が進んでおり、今までよりも現役世代の負担割合が大きくなってきているのです!

このことから「老後2,000万円問題」といったことが言われるようになりました。

「厚生年金」について別途まとめています↓

サラリーマン厚生年金って何??新卒会社員に向けて分かりやすく解説
はじめに「新卒1年目の給与明細」から得た様々な項目をシリーズでまとめています!第1弾の「健康保険」についてはこちら↓今回は第2弾ということで、「厚生年金」についてまとめていきます!下画像の赤矢印と赤枠の部分です!控除(源泉徴収)の項目で一.

雇用保険

病気やケガ、自己都合の退職を含め、職を失うと「失業手当」を受給することができます。

再就職した際に、「再就職手当」を受給する場合もあります。

また、「職業訓練」といった制度も利用することができます。

受給額や受給期間は、失業理由など様々な理由によって異なりますが、

「失業手当」「再就職手当」「職業訓練」ともに、需給をするには雇用保険の加入が必須となっています。

「雇用保険」について別途まとめています↓

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はじめに「新卒1年目の給与明細」から得た様々な項目をシリーズでまとめています!第1弾の「健康保険」についてはこちら↓第1弾の「厚生年金」についてはこちら↓今回は第2弾ということで、「雇用保険」についてまとめていきます!下画像の赤矢印と赤枠の

所得税

所得によって収める「税金」です。

「収入」から「所得控除」を引いた「課税所得」に税率をかけて計算されます。

この課税所得が高ければ高いほど、所得税率も上がっていき、収める税金が多くなります。

国税庁より:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

また、「累進課税制」となっているため、画像にある区分が変わったら、全てが5%から10%、10%から20%に変わるわけではなく、段階的に税率が上がっていきます。

例えば「課税所得」が2,000,000円の場合、1,949,000円には5%で残りの50,000円には10%といった計算となります。

「所得税」について別途まとめています↓

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はじめに社会人1年目の給与明細から「お金についての学び」を紹介しています。「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」など公的社会保険について取り上げてきました。また、「住民税」といった税金について取り上げました。今回は税金のひと...

住民税

社会人1年目の給与明細にはありませんが、2年目から「住民税」の支払いも発生します。

住民税は、前年(1月から12月)の所得(源泉徴収票)をもとに計算され、その年の1月1日時点に籍のある自治体に支払いをします。

社会人2年目の先輩が、「2年目は税金が増えるからお金ない」と言っているのを耳にしたことはないでしょうか?

あれは、「住民税」のことです!

「住民税」について別途まとめています↓

サラリーマン住民税って何??新卒会社員に向けて分かりやすく解説
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収入がいくらで、何にいくら払っているのか知ろう!

ということで、給与明細から、ざっと収入面と控除面についてまとめました。

特に控除面については、

健康保険:日本は「国民皆保険」です。必ず支払わないといけない保険料

厚生年金:日本では、20歳以上は国民年金への加入が義務付けられている。

日本の「公的保証」のもと、加入と支払いが発生します。

所得税、住民税は「税金」として国や居住地の自治体に収めなければなりません。

給与明細を見て、「すごい引かれるな」や「手取り少なっ」「こんなんじゃやっていけないよ」という感想で終わるのではなく、「引かれているお金は、何に支払っているものなのか?」「どういう状態でどういう保証や手当が受け取れるのか?」といった発想までできると、より豊かになるのではないでしょうか?

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