みかん13個を4等分する方法?ずる賢い超重要思考「ラテラルシンキング」を解説!

人生観

はじめに

まずはじめに皆さんは、「ロジカルシンキング」をご存じでしょうか?

ロジカルシンキングとは?
  • ロジカル:ロジック的、論理的、理にかなった
  • シンキング:考え方、思考

ということで、「論理的思考」という意味です。

ではもうひとつ、「ラテラルシンキング」をご存じでしょうか?

これは、「ずるい考え方」とも言われています。ここで言うずるいは、卑怯や騙すという悪い意味ではなく、なるほどや賢いという意味で使われます。

何かの課題に対して、ロジカルシンキングの論理的では行き詰ってしまうことから逆転の発想として扱われるのがラテラルシンキングです。

今回はこのラテラルシンキングについてまとめていきます。

今回はこのラテラルシンキングについてまとめていきます。

参考書籍は以下2点です!漫画をもとに面白く構成されているので是非見てみてください!

例題:みかん13個を4等分にする方法

ではまず、タイトルにある例題「みかん13個を4等分にする方法」についてです。

状況設定

例えばこのような状況のときを想像してみてください。

あなたは、家に友人を3人呼んでゲームをして遊んでいました。
そこに母親がきて、「みんなで食べて」とみかんをザルに入れて持ってきました。
ですが数を数えてみると13個。ちょっと雑だった母にオイっと思いつつもどう分けるかを考えました。

このとき、日本人特有の1個だけ残すといった状況になり得るかもしれませんが、そういう状況を除いて13個を4等分にする方法としてどんな方法があるか考えてみてください。

ロジカル

このとき、ロジカル的に考えると、3つずつ分けて最後の1個をひと粒ずつ分けるといった答えが出てくるかと思います。

しかし、さいごのみかん1個に入っている粒数が10粒であれば、等分にはできません。これが冒頭でのロジカルシンキングの行き詰まりです。

ラテラル

これをラテラル的に考えると、全部ミキサーにかけてジュースにする。といった答えやそもそもの前提を崩してじゃんけんをするといった答えも確率的には等分と言えます。

このように、前提を疑ったり視点を変えることで出てくる答えがラテラルシンキングです。

「ずるい」と感じたかもしれませんし、「やられた」と感じたかもしれません。イメージできるのは、一休さんのとんちでしょうか?

ラテラルシンキングについて

ラテラルとロジカル

では、ここまででなんとなくラテラルシンキングをイメージできたかと思います。

ラテラルシンキング
  • ずるい
  • 賢い
  • ずる賢い
  • なるほど
  • とんち
  • やられた

このように「そんな考えがあったか」となるのがラテラルシンキングです。

ラテラルには、水平的という意味があり、前提を無くして水平方向に発想を広げる思考法です。そのためひとつの正解はありません。逆に間違えもありません。どんどん広く考えやアイデアを出していくのです。

例えば、斬新でユニークな発想でイノベーションを起こす、あるいは既存のものを組み合わせて新しいアイデアを生み出すといった活用が期待できます。

また、ロジカルシンキングと対照的と思われがちですが、補完関係にあります。ラテラル的に考えや発想を出し、その考えをロジカル的に掘り下げていくことで補完をとることが可能となるのです。

参照:BIZHINT記事より

図でイメージするとこのような感じになります。

円錐をイメージした図になります。円錐の円の面部分がラテラルシンキング。円錐の錐高さ(深さ)の部分がロジカルシンキングとなります。

常識にとらわれず、幅広く考えを出し、掘り下げるといった補完関係がイメージできるかと思います。

若い考えが聞きたい

また、職場や大学の講義などで「若者の発想や意見」を求められるという経験はありませんか?

私は、仕事でよく言われていました。「ちょっと考えてみて。俺は10年近くやってて固執してる部分があるから、まだ固定概念が薄い新人の意見を聞いてみたい」このようなことが多々ありました。

要するに、同じ環境や長年のやり方で考え方の幅が狭くなっているので、現実的でないモノを遠ざけてしまう傾向があり、解決策が行き詰ってしまう状態です。

逆に新人や若者にはまだそういった感覚値が身についていません。なので画期的な発想が出ることに期待をしているのです。

なので企業では「若者の意見を大事にする」といった方針がある会社が多くなっています。

その他ラテラルシンキングの例

その他のラテラルシンキングの例を紹介していきます。

干支を決める十二支のねずみ

干支、十二支はご存じですよね?子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12の動物たちです。

「十二支のはじまり」という物語はご存じですか?

https://www.youtube.com/watch?v=o2oPclXHzNQ&t=142s

ある日神様が、動物たちを集めて「お正月の朝、わしの家に来たものから順に12の年をやろう」

ねずみが一番になったのは、「足が遅いから」と誰よりも早く出発した牛の背中に気づかれないように乗り、ゴール目前で飛び降りたからということが有名です。

トラ、馬、竜など足の速い動物たちと同じように戦ってはいけないと考えたとさらにその上を考えたねずみは、ラテラル的な思考があったと言えます。

アーチェリーや弓道のように的の中心に矢を当てる

ロジカル

よくある例です。ロジカル的な人は競技の概念が抜けずに「ひたすら繰り返す」「練習する」「微調整していく」などの答えが出ると思います。

ラテラル

ですがここでは、最終的に「的の中心に矢を当てる」ことが目的です。となれば、的の目の前まで歩いて行って、的の中心に矢を指せばよいのです。

テーマパークのアイスクリーム

テーマパーク内で販売しているアイスクリーム屋さんがありました。アイスクリームは好評で売れ行きも良かったのですが、食べ終わった後のカップやスプーンが放置されていたり、歩道の端に捨てられていることが問題となった。

ロジカル

この場合、直接的な解決策として、「ごみ箱を設置する」「巡回員を雇って見回り注意する」といった解決策が出てくると思います。

ラテラル

ここでの最終的な目標は「ごみ問題」です。となれば、そもそもごみとなり得るカップやスプーンを使わない方法ということで、「カップも食べられるようにしてしまう」という方法を取りました。これがソフトクリームの誕生とも言われています。

まとめ

今回は、思考法のひとつ「ラテラルシンキング」についてまとめました。

ラテラルシンキングは、水平的思考という意味で、前提にとらわれず幅広く物事を考える思考法です。

ひとつの正解はなく、また間違えもないという思考法であり、斬新でユニークな発想でイノベーションを起こす、あるいは既存のものを組み合わせて新しいアイデアを生み出すといった活用が期待できます。

そして、ラテラルシンキングで広げたアイディアをロジカルシンキングで深堀していくことで、相互補完を取ることができます。

以前に紹介した「疑う目を持て」についても、前提を崩すという意味合いもあったのかもしれません。

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はじめに今回は、私の経験で、とある人(以降Mさんとします)から教わったことについてまとめていきます。Mさんは、私が社会人2年目のときに中途で入社してきた人でした。丸1年で再度転職しましたが、Mさんから教わった「疑う目を持て」がとても学びにな

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