サーティーワンは31種類じゃなくて○○種類?なるほど企業戦略について

思考の学び

はじめに

今回は、なるほど!と思える企業の戦略についてまとめていきます!

取り上げる企業は「サーティーワンアイスクリーム」を展開している「B-R サーティワン アイスクリーム株式会社」です!

突然ですが、問題です!

Question

多種のフレーバーがあり、選ぶのも楽しみの一つであるサーティーワンアイスクリームですが、店頭には何種類あるでしょうか??

31に引っ張られて31種類かと思ってしまいますよね?

実は、32種類あるのです!なんでそんな中途半端??と思うかもしれませんが、ここに戦略があったのです!

私もこの理由を知ったときに、「なるほどな」「考えられてるな」「企業ってスゴイ」と感じました。

今回はこのテーマでまとめていきます!

サーティーワンアイスクリームについて

概要と歴史

「サーティーワン」という愛称で親しまれていますが、ロゴをよく見ると以下のようになります。

画像出典:サーティーワンHPより

サーティーワンの歴史は、1945年にバスキンとロビンズの二人の起業家が南カリフォルニアにアイスクリーム専門店を開いたことから始まりました。このアイスクリーム店のコンセプトは、1ヶ月(31日間)、毎日別のアイスクリームの味を出すというものでした。その後、遊び心溢れる商品で人気を獲得し、アメリカ全土のみならず世界中へと拡大していきました。

その二人の起業家というのが、
Baskin:バートン・バスキン
Robbins:アーヴィン・ロビンズ
この2人の名前からバスキン・ロビンズ」として知られています。

日本では、親しみやすいように、頭文字を合わせて「BR」とし、31という文字を浮かび上げてサーティーワンして展開されています。約30年後の1974年にFC第1号店が出展され、約50年経った現在全国に1,200店舗展開され、多くの人に愛されています。

このように、「サーティーワン」という名称は日本のみで、誕生したアメリカでは「バスキン・ロビンズ」と呼ばれているそうです。

出典:サーティーワンHPより

起業した二人の頭文字からできた社名ですが、日本では親しみやすいように頭文字を並べて浮かび上がる「31(サーティーワン)」となり、1カ月楽しんでもらうアイスクリーム店として展開されてきました。

私もサーティーワンとだけ認知していましたが、ふと店舗のロゴを見るとなんか英語が書いてあるなといった認識でした。

ここまでで、どこからサーティーワンになったんだ?というのが分かったかと思います。

メニューについて

「毎日新しいアイスクリームを出す」というスタイルで始まったサーティーワンですが、これまでに出された総フレーバー数は1,300種類と言われています(イエモネ記事より)。

メニュー展開は「スタンダード」「期間限定」「店舗限定」の3ジャンル展開で、期間限定はシーズンごとに総入れ替えされます。

そのため、これまでの歴史の中で1,300種類が誕生しています。

フレーバーは32種類?

冒頭でも述べましたが、フレーバーは32種類存在します。サーティーワンに引っ張られて31種類かとも思いますが、実は32種類あるんですね。

配置が2段×32列

というのも、よく思い出してみると、カウンターにはアイスクリームが見えるように並んでいて、2段で横に長くきれいに並んでいますよね?横には16列あり、2段×16列で32種類となるわけです。

ですが、このきれいな配置ということで32種類になったわけではなかったのです!

もっとも深い理由が以下になります。

1カ月の最終日(31日目)にも選択肢を与えるため

それが「1カ月の最終日(31日目)にも選択肢を与えるため」だったのです。

どういうことかというと、元々「毎日別のアイスクリームの味を出す」として始まった事業でした。さらにモットーとして「We make people happy.(アイスクリームを通してお客様に幸せをお届けする)」を掲げているといった背景があります。

31種類と思えば充分に豊富ですが、1カ月を31日としたときに、毎日違うフレーバーを選んでいても、最終日にはひとつに絞られてしまうのです。

これがサーティーワンの想像力の凄さとも言えます。

仮に1カ月毎日違うフレーバーを食べていったとしても、最終日に2種類から選べる。これがまさに選択肢を与え、選択も楽しませるという効果を生み出したと言えます。

消費者としては、なかなか気づかないことかもしれませんが、創業時の想いや消費者を考えたアイディアによってここまでの展開をしてきたのかとも思います。

選択肢による幸福

このように、選択肢があることは楽しみになります。

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一か月の最終日(31日目)にも選択肢を与えるという意味での32種類展開ということを知ると、凄さの余りゾクっとしますよね?そして、1カ月後は一部のフレーバーが入れ替わるという飽きさせない工夫が施されています。

実際に1カ月毎日1つずつ異なるフレーバーを楽しんでいる人は1人いるかいないかレベルの話ですが、ここまで工夫が凝らされていると思うと、企業ってスゴイと思いませんか?

まとめ

今回は、サーティーワンアイスクリームを取り上げて、「なるほどな」「考えられてるな」「企業ってスゴイ」という企業戦略についてまとめました。

具体的な内容は、フレーバーの32種類展開の背景にあります。

32種類展開の背景
  • 1カ月毎日別の味を出していくという創業の想い
  • モットーの「We make people happy」
  • 31日目にも選択肢を与える

特に、「31日目にも選択肢を与える」そして翌月は一部メニューが入れ替わるという飽きさせない工夫の点にゾクっとしました。

このようなアイディアや発想が長く続くポイントになっているのかもしれません!

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